金メダル3枚を獲得
伊藤信
伊藤が出場した男子スプリント(35〜39歳)には、開催国のアメリカや、メキシコ、カナダなどの選手がエントリー。
200mFTTが実施された予選では「10秒688」を記録し1位で通過。ちなみに本カテゴリーの世界記録は「9秒965」。(予選リザルト)
エントリー者数が奇数だったため、その後の第1回戦をシード通過した伊藤。(1回戦リザルト)
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— VELO Sports Center (@VELOSportsCtr) September 26, 2022
カナダの選手との対戦となった準決勝では、「0.048秒差」「0.211秒差」と僅差ながらも2勝を先取し決勝へ進出。(準決勝リザルト)
そして迎えた決勝では、過去にエリートの世界選手権にも出場経験のあるRoberto Serrano Plowells(メキシコ)と対戦。ここでも2勝先取し、見事マスターズ男子35〜39歳の世界チャンピオンに輝いた。(決勝リザルト)
市本隆司
開催国のアメリカに加え、デンマークやドイツなどの自転車強豪国からもエントリーがあった、男子スプリント(50〜54歳)。
日本から出場した市本は、予選(200mFTT)を「10秒743」のタイムで3位で通過。(予選リザルト)
1本勝負となる1回戦、2本先取の準々決勝をともに勝利し準決勝へ進出。(1回戦リザルト, 準々決勝リザルト)
予選タイム2位のドイツ選手との準々決勝にも勝利し、迎えた決勝は予選1位通過のデンマーク選手との対戦。「0.097秒差」「0.0168秒差」の僅差で2戦を先取し、見事世界チャンピオンとなった。(準決勝リザルト, 決勝リザルト)
案浦攻
元競輪選手。2007年に競輪選手を引退し、アメリカ・ヒューストンへ移住。案浦が出場したのは男子55〜59歳カテゴリー。
予選をトップの11秒144のタイムで通過した案浦は、勝ち上がりをストレートで制して決勝へ。決勝こそ1本落としたものの、その後の2本目と3本目を制して、この大会で3人目となる日本人王者の座を得た(予選リザルト、決勝リザルト)。
伊藤信選手 コメント
めっっちゃ嬉しいです!
今はまだ、
レースが続いて、毎日がとても濃厚でした。
初の海外レースで、想定外の事ばかりでしたが、今回日本のチームワークのお陰でとても上手くいき、まさかの日本からの参加した3人がスプリントで優勝出来ました。
もちろん競技レベルでは、エリートの世界選に劣りますが、
皆さんにも是非参戦して、
自分のスプリントの日も、チャンピオンジャージをベロドに持参してくれた2人のおかげで、この写真が撮れました。バッグから出し忘れた訳じゃないよな? pic.twitter.com/HFH5tnOqjN
— 案浦攻 (@KohAnnoura) September 27, 2022
本大会は各日のレースの様子をYouTubeにてライブ配信しており、アーカイブでの視聴も可能。
気になる方はぜひチェックしていただきたい。
伊藤信選手、市本隆司選手、案浦攻選手、おめでとうございます🌈