レースレポート

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優勝 窪木一茂選手・今村駿介選手インタビュー

Q:優勝おめでとうございます。

今村:ありがとうございます。アジアチャンピオンジャージを着てのレースということで、負けられないという思いがありました。途中できついシーンもありましたが、そこで踏みやめたら終わってしまうので。最後までしっかり全力を出し切ることができたのは、良かったと思います。

Q:世界と戦うにあたって、日本チャンピオンは「最低限」といった面もあったかと思います。

窪木:もちろんプレッシャーはありました。でもレース前に打ち合わせして、「こういう時はこう」と話し合いもできていたので、チームとして詰めが甘くならなかったことが優勝につながったのだと思います。

Q:今の自分たちの課題はなんでしょう?

今村:海外のレースに行くと、僕たちは「ついていく」立場になります。本当に少ないチャンスをモノにしなければいけません。まずチャンスの数を増やすこと、そしてそのチャンスきちんとモノにすることができるよう、国内のレースでは自分たちから仕掛けて脚を使って勝つことが今後に向けて重要になると思います。今回、それができて良かったです。

Q:マディソンは国内ではマイナーな種目かと思いますが。

窪木:今日走る前に、客席から「マディソンって……」と話している声を聞いたり、手を繋ぐジェスチャーをしている方を見かけたりしました。ちょっとは知ってもらえつつあるのかな?と感じて嬉しかったです。

Q:より知名度を上げるためにも、世界で活躍することが必要になるかと思います。今後の目標を教えてください。

窪木:10月の世界選手権には、おそらくマディソンで出場することになると思います。今年の集大成のレースとして、しっかり準備して望みたいと思います。

今村:まずは全力を出し切ることで結果がついてくると思います。ジャパントラックカップの際にもお話ししたことなんですが、(世界選手権での)5位がひとつの基準となると思いますので、物怖じせずに走れるよう、しっかり煮詰めていきたいと思います。

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