元ナショナルチームメンバーの参戦

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競輪選手たちもエントリー

久米詩

現役の競輪選手としては、男子短距離種目に伊藤信(大阪・92期)と村田祐樹(富山・121期)、女子短距離種目に久米詩(静岡・116期)がエントリーしている。

村田祐樹は過去にナショナルチームにも所属しており、8月18日付でA級2班に特別昇班したばかり。久米詩は昨年に続いての全日本トラック出場だ。伊藤信は2016年と2019年の西日本実業団トラック スプリントで優勝している。

えっ、新山がチームパシュートに!?

またちょっと変わった注目ポイントとしては、ナショナル短距離チーム所属の新山響平が、中長距離種目のチームパシュートにエントリーしていることも挙げられる。

チームパシュートエントリー一覧

チーム名 選手名(ゼッケン番号)
チームブリヂストンサイクリング1 松田祥位(2)
今村駿介(4)
兒島直樹(5)
窪木一茂(9)
チームブリヂストンサイクリング2 山本哲央(1)
河野翔輝(3)
橋本英也(10)
新山響平(45)
朝日大学 世古眞太郎(31)
日比野丈(32)
安達光伸(33)
長谷川大悟(35)
西條玲緒(37)
山本大智(39)

チームブリヂストンサイクリングから2チームがエントリーしているが、人数の関係でブリヂストン所属の新山がチームパシュートに加わることになったらしい。関係者からの情報によると、新山は1走または2走の「最初にスピードを上げる役」を担うことになりそうだとか……

どのような走りになるのか、ぜひ注目したい。

インターハイの覇者たち

全日本トラックではジュニアカテゴリーも同時開催。8月頭に実施されたインターハイの優勝選手からは、以下の選手たちが出場を予定している。

女子500mTT優勝 北岡マリア(内灘高校)
女子ケイリン優勝 中島瞳(川越工業高校)
男子個人パシュート優勝 梅澤幹太(松山工業高校)

全日本選手権に出場するジュニア選手からは、卒業後に競輪選手としての道を選ぶ選手も多く出るだろう。競輪ファンの方にも若い選手たちを注目していただきたい。

『2022全日本選手権トラック』エントリーリスト(エリート・ジュニア・パラサイクリング)/8月26日〜29日(金〜月)伊豆ベロドローム