元世界チャンピオンが強さを発揮 梅川風子は2位 佐藤水菜は3位
優勝:リー・ワイジー選手
Q:ハードスケジュールの中での優勝でしたが、今の気持ちを教えてください。
オリンピック以降ほぼ初めてのレースなんですが、この4日間でどんどん調子が良くなってきて、とても良かったです。
Q:日本人選手の印象はいかがですか?
今回ほぼ初めて佐藤選手と梅川選手とのレースだったので、日本人選手の実力はまだ分からないです。
Q:今後のプランは?
来週の千葉のレースにも参加するので、それが終わった後は香港に戻って休憩して、次のアジア選手権に向けて準備していきます。
Q:世界選手権やパリオリンピックは出場予定でしょうか?
まだ決まっていません。今は自転車を楽しんでいる気持ちが大きいので、エンジョイする方を大事にしたいです。
梅川風子
Q:4日間の感想を教えてください。
お客さんも日を追うごとに入ってくれていて、競輪と違う競技の楽しさもあったし、自分を表現する場が何回もあって嬉しかったです。ですが目指すは1位です。
今後はチームスプリントとしてもしっかり良い表現ができればと思いますし、個人種目でもしっかりチャンスを掴みたいと思います。
佐藤水菜
Q:今日のレースはいかがでしたか?
自分の中で2箇所ミスがありました。1つのミスなら取り返しがついたかもしれませんが、2つのミスはすごく大きかったです。
ですが、今後につながるレースになったと思います。
Q:2つのミスというのは?
自分でペースを握っていなかったところと、自力発進するタイミングでちゃんとしたスペースを作れなかったとことろです。
一昨日(ジャパントラックカップⅠ)のケイリンでもそういうミスはあったのですが、修正できなかったのが今回の3位という結果につながったのかなと思います。
Q:最終コーナーでは相手選手に届いたように見えましたが、自分の感覚としてはどうですか?
届いたかなと思ったのですが、バンクの形状的に外はすごく不利というところもあります。自分なりには一生懸命頑張ったんですが……
Q:来月には全日本選手権もありますが、今後どのようなレースをしていきたいですか?
今回は4日間というハードなスケジュールの中でも自分のベストパフォーマンスは維持できたと思うので、これを活かして全日本でも頑張りたいです。
Q:この4日間で見えた課題を教えてください。
スプリントは自分が思っていたよりもやれたと思っているので、正直課題というのはありません。満足しています。
ケイリンも細かい修正点は多かったのですが、この4日間集中を切らさずによくやったなと思っています。
課題はおいおい考えます(笑)
Q:アジア女王という肩書きの中、今回のレースではプレッシャーを感じていましたか?
ジャパントラックカップⅠの方で優勝していたので、いろんな展開ができるように、優勝だけを見ないで様々なことをしたいと思っていました。リー・ワイジー選手に対してチャレンジャーとしてしっかり挑めたのかなと思います。