1ページ目へ

2/3 Page

レースは準決勝。佐藤水菜vs太田りゆの第1組は、太田が欠場して佐藤が決勝へ駒を進めた。

準決勝:梅川風子 vs リー・ワイジー

佐藤水菜, SATO Mina, JPN, 梅川風子, UMEKAWA Fuko, RKD, 女子スプリント準決勝, ジャパントラックカップⅠ, 伊豆ベロドローム

梅川風子vsリー・ワイジーの対戦は、2日前に梅川が決勝でこの対戦を制している。

1本目は梅川が前、リー・ワイジーが後ろとなって進み、3~4車身ほどの距離を保ちながら最終周回に入ってフル加速したのは梅川。リー・ワイジーが後ろから追ってくるが、梅川に並ぶことはできずに、梅川が先着。まずは1本目を得た。

2本目、3本目と同じような展開で逃げる梅川と追うリー・ワイジーとなるが、1本目の距離感を修正したリー・ワイジーがピッタリと梅川にくっつきながら追い込んで先着。決勝戦進出を果たしたのはリー・ワイジーとなった。

決勝:佐藤水菜 vs リー・ワイジー

1本目は佐藤が前、リー・ワイジーが後ろでスタート。両者がゆっくりと進んでいく。1周を終えると前の佐藤が徐々にペースを上げていくが、距離を置かずに後ろにはリー・ワイジーが仕掛けどころを探る。両者の位置関係が変わらず最終周回へ入ると、一気にスピードアップしたのは佐藤。しかし4コーナーではリー・ワイジーと並走状態になり、勝負は最終ストレートへ。

両者が同時にフィニッシュラインへと飛び込む形となったが、先着は僅かに佐藤だった。

2本目。リー・ワイジーが前、佐藤が後ろで始まったレース。1本目とは異なり、両者の距離が大きく開いてレースは進む。スピードが上がるにつれて徐々に距離が縮まってく両者だったが、最終周回を前に佐藤がバンクの上部から一気に加速すると、リー・ワイジーもスピードを上げていく。

外から並びかけ、そして佐藤が残り半周で前に出ると、リー・ワイジーが勝負を諦めて失速。そのまま佐藤が一人でフィニッシュラインを駆け抜けて、女子スプリントの優勝を果たした。

なお、3位決定戦は梅川風子vs太田りゆだったが、太田が欠場したことにより、不戦勝で梅川が3位となった。

リザルト

1位 佐藤水菜
2位 リー・ワイジー
3位 梅川風子

最終リザルトPDF

選手コメント

2/3 Page