佐藤水菜コメント
Q:レースを終えていかがですか。
決勝戦は冷静だったし、楽しんでいたし、集中もできていました。
Q:走っていて「今すごい楽しい!」みたいになることってあるんでしょうか?
走っている時は……ないですね。優勝した瞬間は嬉しいですけれど、楽しいと思うのは後から振り返って「あのレース楽しかったな」って思う感じです。
Q:海外のレースを重ねて自信もついたかと思いますが、やはりケイリンは佐藤選手の中で自信のある種目になっていますか?
そんなこともないですが、アジア選手権で金メダルを獲れたことは自分の中で大きいです。「ここでもしっかり優勝しないと」とは考えていました。
Q:リー・ワイジー選手を意識した部分は?
リー・ワイジー選手とは2021年5月の香港以来の対戦でした。その時は番手に入って何もできませんでした。今回はしっかり戦おうと思っていました。ギリギリまで引きつけて、自分の考えている通りに走れたと思います。
日本での開催ということで、レース中のアナウンスも日本語です。それが耳に入っちゃって集中が途切れがちなところがあったので、いかに集中できるかが課題のひとつでした。自分のことだけを考えて走りました。
Q:残り2日、どのように戦っていきますか?
(足が)痛いのはわかっているので、心は嫌がってますけど……今日は2本だったので明日に向けてしっかりケアして頑張ります。自己ベストを更新したいです。
※編集部注:短距離は足に乳酸が溜まり、痛みを伴います。度合は人によって異なるそうです※
Q:2回連続で自己ベストを更新できたらすごいですね。
昨日頑張ってご飯を食べた分、調子が戻ってきているとは思います。明日はもっと良くなると思います、おそらく!
太田りゆコメント
1回戦では車番決定のクジの時「6番だけは嫌、6番だけは嫌!」って思ってる中で6を引いてしまいました。でもそれによって「リー・ワイジー選手がいる中でもマークに決め込まず、自分でやる」と腹を括れたので、良かったのかなと思います。
決勝では(佐藤)水菜が前にいたので「水菜の番手から、リー・ワイジー選手が上がってきたら動く」というのが正解だと分かっていましたが、昨日の疲労を引きずっていて「わかってはいるけどできなかった」という感じでした。
この大会スケジュールは通常とは異なりますが、体力面は自分としても課題だと思いますし、うまく調整してやっていきたいです。学ぶことはまだまだあるので、1戦1戦学んで、活かしていきたいです。