元世界王者、リー・ワイジー参戦!世界レベルの大会に

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オリンピアン脇本雄太がカムバック

世界選手権メダリストの佐藤水菜、元世界王者のリー・ワイジーらが出場する女子ケイリン。

一方、男子では『2022アジア選手権トラック』で活躍した日本ナショナルチームのメンバーらに加え、東京2020オリンピックで日本代表を務めた脇本雄太も参戦する。

2016年のリオデジャネイロオリンピックにも出場したものの、周囲の選手の雰囲気に呑まれてしまい予選敗退となってしまった脇本。

その後5年間、東京での”金メダル獲得”だけを目指し、トレーニングや国内外の大会にて多くの経験を積んできた。ケイリンでは、2019年・2020年のアジア選手権で2連覇を達成し、2020年の世界選手権(ベルリン)では銀メダルを獲得する好成績を残していた。

しかし迎えた東京オリンピックでのケイリンでは、1回戦を1着で通過し準々決勝も勝ち抜いたものの、準決勝では6着となり惜しくも敗退。7位〜12位決定戦では意地の走りを見せ、1着となり大会を7位で終えたものの、悲願のメダル獲得とはならなかった。

そんな脇本は大会終了後のインタビューにて、『限界まで達することができた』と語っており、満足とは言わないものの、オリンピックトラック種目への未練はない様子だった。

インタビューでは続けて、『現役の競輪選手を続けていき、目の前のレースで1着を獲るだけです』とオリンピック後の抱負について語っていた。トラック競技での出走については言及していなかったものの、その後脇本がトラック競技に出場することはなかった。

これ以上は無い 限界に達することが出来た/脇本雄太の東京オリンピック

しかしその言葉通り、2022年の競輪では5月に開催されたG1レース『日本選手権競輪』で優勝。年末に開催される『KEIRINグランプリ2022』への出場権を獲得した。

そして、今回の『2022ジャパントラックカップ』のエントリーリストには脇本雄太の名前も記されている。

脇本にとっては東京オリンピック後初となるトラック競技のレース。しかも会場は東京オリンピックが開催された伊豆ベロドローム。

2022年は活躍の場を競輪へと移しトップの成績を残している脇本が、新生ナショナルチームメンバーや海外選手を相手にどんな走りを見せてくれるのか要注目だ。

脇本雄太が優勝、2023年のS級S班復活決定!競輪ダービー最終日レース結果/日本選手権競輪(G1)いわき平競輪場5月8日

7月28日(木)より開催される『2022ジャパントラックカップ』をより楽しむための注目ポイント。本記事では「ケイリン」に絞り、その注目選手やその背景をご紹介してきた。

大会全4日間は、現地での無料観戦やYouTubeでの生中継の視聴が可能となっている。ぜひ、一緒に大会を盛り上げていただきたい。

7カ国が出場!エントリーリスト公開/『2022ジャパントラックカップ I / II』7月28日〜31日

【入場無料】ジャパントラックカップを現地で観戦!伊豆ベロドロームへのアクセス/『2022ジャパントラックカップ I / II』7月28日〜31日(木〜日)

YouTubeで生中継『2022ジャパントラックカップ I / II』7月28日〜31日(木〜日)