現在世界最強のスプリンターとして君臨するハリー・ラブレイセン(オランダ)が、下馬評通りの強さを見せて男子ケイリンを制した。日本からは新山響平と松井宏佑(チーム楽天Kドリームス)が出場したが、決勝には上がれなかった。

新山響平 SHINZAN Kyohei, JPN, Men's Keirin, 2022 Track Nations Cup, Glasgow, Great Britain

新山響平

松井宏佑 MATSUI Koyu, JPN, First round, Men's Keirin, 2022 Track Nations Cup, Glasgow, Great Britain

松井宏佑

UCIトラックネーションズカップ第1戦・グラスゴー、大会3日目は4月23日に実施された。この記事では男子ケイリンの模様を伝える。

男子ケイリンには日本から新山響平と松井宏佑(チーム楽天Kドリームス)が出場。日本短距離チームにとって日本発祥種目であるケイリンで頂点を獲ることがパリオリンピックに向けての目標となっている。

この種目には2021年世界選手権の短距離3冠、絶対王者のハリー・ラブレイセン(オランダ)、東京オリンピックスプリント種目の銅メダリストのジャック・カーリン(イギリス)、フランスの新鋭ライアン・エラルなど強豪を含めた37人が出場。

ケイリン ルール

最大7人の選手が同時にスタートし、トラック6周の先着を競うケイリン。3周目まではペーサーと呼ばれる風除けが選手たちのスピードを上げ、残り3周からスプリント勝負が始まる。

勝ち抜けは大会や出場人数によって異なり、1着のみが勝ち上がる場合もあれば2着、3着までの時もある。 今大会の勝ち上がりは1回戦(1着のみ準決勝へ)→(敗者復活戦)→準決勝(3着までが決勝)→決勝/7-12位決定戦へと進む。

新山は準決勝へ/松井は勝ち上がれず

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