2022年4月21日よりスタートするUCIネーションズカップの第1戦。トラックワールドカップの後継大会であり、オリンピック・世界選手権に次いで高いUCIポイントを獲得できる、ハイグレードな大会だ。全3戦実施され、初戦はグラスゴー(イギリス)にて開催される。日本からは9選手が出場予定だ。

本記事では、ネーションズカップ開幕戦の会場であるグラスゴーについて、どんな場所なのか簡単にご紹介。

グラスゴーってどこ?

Men's Team Sprint / TISSOT UCI TRACK CYCLING WORLD CUP II, Glasgow, Great Britain

正式な国名を「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国」とするイギリス。イングランド・スコットランド・ウェールズ・北アイルランドの、大きく分けて4つの地域で構成されている。グラスゴーは、そのうちの1つであるスコットランドにある都市だ。

仮に、イギリスの首都であるロンドンから自転車で向かう場合は、北に約700km行った場所にあるグラスゴー。日本との時差はロンドンと同じ-8時間(サマータイム適応外)。日本が4月21日の朝8:01の時、グラスゴー(イギリス全体)は4月21日の深夜0:01という計算だ。

グラスゴーの緯度は北度56度近く。日本の領土の最北端である北海道・択捉島の「北緯45度33分26秒」に比べると、より”北国”であるこがわかる。

スコットランド全体では、スコッチウイスキーが有名で過去の某連続テレビ小説でも、メインテーマとして取り上げられていたこともある。グラスゴーで言うと、過去にサッカー元日本代表の中村俊輔選手が所属していた「セルティックFC」が本拠地を置く場所として、ご存知の方もいらっしゃるかもしれない。

参照:外務省(イギリス及びスコットランドの基本情報) , 外務省(択捉島の緯度), NHK(グラスゴーの緯度)

会場となるベロドロームは?

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