後輩・内野艶和はこんな子

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不安と楽しみは半々

古山稀絵, 女子エリミネーション, 2021全日本選手権トラック

Q:「大会に出たい」という思いはずっとあったのだと思います。影響はありそうですか?

そうですね。感覚とかも忘れちゃってて「このくらいのペースだったよなあ?もっと人いたよなあ?」とか色々思うんですけど、実際に走ってみなくちゃわからないので。楽しみではあるんですが、不安の部分もあります。

Q:不安と楽しみはどちらが大きい?

半々くらいですかね。世界選手権などを走り、マディソンがいかにキツいか、いかに技術が必要か、いかにパワーが必要かを身をもって知っているので……

Q:東京2020オリンピックでもすごい量の落車が起きていました。

オリンピックは全日程見ることができたのですが、世界のレベルが上がり過ぎていて「あの舞台で走るのか」と思うともう……鳥肌が立ちました。

Q:もちろんその舞台でメダルを目指すわけですが、明確な課題などは?

これはクレイグコーチがよく言うことなのですが、今の中長距離選手ってロードのワールドチームとかと兼任してる選手がすごく多いので、過酷なロードレースに参加してスピードやパワー、持久力を身につけるのがすごく大事だと感じています。

それこそ(梶原)悠未がスイスでロードチームに所属してトレーニングしているのと同じように、ロードに乗る機会を増やして強度の高い練習をしていく必要があると思っています。

Q:最後に、ファンの皆様にメッセージをお願いします。

いつも応援してくださりありがとうございます。4月からパリオリンピックに向けた新たな国際大会が始まっていきます。新たに内野艶和選手と新チームを組んでマディソンを走ったり、オムニアムを走ったり……中長距離種目で活躍できるように頑張っていきますので、今後とも応援よろしくお願いします!

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