どんな大会に出場するの?
ベルギーにて開催される『2022 ベルギー国際トラックミーティング』。
UCIに認められたトラック競技の国際大会で、大会のグレード(クラス)は「クラス1」に分類されている。
自転車トラック競技において、UCIが定めているその他のレースグレードは以下の4種類。
・世界選手権、オリンピック
・ネーションズカップ (年3戦)
・大陸選手権(アジア選手権、ヨーロッパ選手権など)
・クラス1(各地で開催される国際大会。ジャパントラックカップなど)
・クラス2(各国選手権やクラス1の条件に満たない国際大会だが3カ国以上の参加がある場合)
国内選手権などは「クラス2」に分類され、1つ上の「クラス1」と比べると獲得できるUCIポイントは2分の1。本大会で好成績を残すことができれば、UCIランキングでの上位浮上も可能となる。
それゆえ、昨年(2021年)は強豪選手が多く出場する大会となった。
UCIポイントや各大会の出場条件などについては、以下記事をチェックしていただきたい。
昨年大会での表彰台獲得選手には以下のような強豪選手が名を連ねている。
男子・短距離
ジェイソン・ケニー、ニコラス・ポール、テオ・ボス、ジャイール・ジョンエンファ
女子・短距離
ケイティー・マーシャン、ソフィー・ケープウェル、シモーナ・クルペツカイテ、ミリアム・ヴェチェ
https://www.instagram.com/p/CNxAjdYs0S_/
男子・中長距離
ヨエリ・ハビック、ヤン ウィレム・ファンシップ、オリバー・ウッド、ベンジャミン・トマ、イーサン・ハイター
女子・中長距離
キルステン・ウィルト、エイミー・ピータース、ローラ・ケニー、ケイティ・アーチボルド、マルティーナ・フィダンザ、ロッテ・コペツキー
ただし、2021年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で当初4月に予定されていたネーションズカップの第1戦が中止となっていた。
2022年のネーションズカップ初戦は、予定通り本大会の直後に開催される予定。そうした日程を鑑みて、海外からはどんな選手が出場するのか、そして日本人選手はどんな活躍を見せてくれるのか注目したい。
なお2021年大会の様子は、「Belgian Cycling」の公式YouTubeチャンネルにて公開されている。2022年も配信されるかもしれない。要チェックだ。