トラック競技の見どころ

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短距離各種目のルール、見どころ

短距離各種目のルール、見どころを紹介していく。

スプリント

梅川風子, 女子スプリント, READY STEADY TOKYO 自転車競技トラック

【ルール】
予選はフライング(助走つき)で200mのタイムトライアル、勝ち上がった選手たちは1対1・先着順のタイマン勝負となる本戦へと駒を進める。本戦は勝ち上がりトーナメント式で行われ、選手たちは3周回を走り、勝敗を競う。1/32・1/16・1/8・1/4(準々決勝)・1/2 (準決勝)・決勝と行われ、準々決勝からは3本形式で、2本先取した選手の勝ちとなる。

【見どころ】
とにかく、「速い人」の勝ち!200mタイムトライアルを勝ち抜いた「速さ自慢」たちのタイマンの、完全なる実力勝負に注目だ。スタートを切ってすぐ、ゆっくりと走り出した選手が互いの顔を見合わせながら加速のタイミングを図るなど、選手同士の駆け引きが繰り広げられる。ラスト200m、パワー全開のゴールスプリントを見逃すな。

【日本代表選手】
男子:脇本雄太新田祐大
女子:小林優香

ケイリン

男子ケイリン決勝, READY STEADY TOKYO 自転車競技トラック

【ルール】
日本で誕生した「競輪」が世界大会へと発展したものが「KEIRIN」だ。最大で7名の選手たちが一斉に走り出す。ペースメイカー先導のもと、ポジション争いを行いながら約3周をかけて時速50kmまで引き上げたのち、残り3周ほどで解放され、着順を競う。また、敗者復活戦も行われる。

【見どころ】
選手たちが繰り広げるスピード勝負!時速50kmから解放された選手たちは、ラスト3周の高速勝負の舞台へと繰り出す。ラスト一周では鐘が鳴り、レースが最終局面を迎えることを伝える。金メダルを狙える実力を誇る日本代表選手たちから目が離せない。

【日本代表選手】
男子:脇本雄太新田祐大
女子:小林優香

チームスプリント

男子チームスプリント, オリンピックシュミレーション

【ルール】
男子は3名・女子は2名でチームが組まれ、男子は3周・女子は2周を走り、そのタイムを競う。1周ごとに先頭を走る選手が抜け、最後まで残った一人の選手がゴールしたタイムが最終の結果となる。予選のタイムトライアルから上位8組が1回戦へと進む。1回戦とメダル決定戦は、2チームごとが先着を競う対戦方式で行われる。

【見どころ】
弾丸ロケットと化したチームが放たれ、ゴールに向かってひた走る、スピード界の精鋭たちが見せるチーム力に注目だ。スタートからゴールまで、どんどん人が減るにも関わらず、そのスピードは劣ることなし!

中長距離各種目のルール、見どころ

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