2021年8月14日〜9月5日にて開催されているロードレースのグランツール『第76回ブエルタ・ア・エスパーニャ』。シーズン最後のグランツールとなる本大会へ、新城幸也選手が所属する「チーム バーレーン・ヴィクトリアス」も出場している。本大会の第17ステージの様子が、チームユキヤ通信より新城選手のコメントとともに届いた。
エースのリタイアに屈せずチーム総合1位に浮上
第17ステージはブエルタ名物とも言える超級山岳、ラゴス・デ・コバドンガでフィニッシュする185km。3級山岳から始まり、1級、1級そしてとどめに超級山岳が立ちはだかる山岳ステージ。
フィニッシュ付近は、今大会初の雨となったが予想されていたほど気温も下がらず雨も小降り程度で、最悪の事態は免れた。
チーム バーレーン・ヴィクトリアスは、これまで新城がサポートしてきたミカエル・ランダ(スペイン)のリタイアがあったものの、若手選手の敢闘があり、ジャック・ヘイグ(オーストラリア)が総合4位にジャンプアップ、新人賞ジャージ2位に付けているジノ・マーダ(スイス)もステージ8位でフィニッシュした。*クイーンステージを終え、チームは総合1位に浮上した。新城も仕事を終え108位で無事にレースを終えている。
*大会中で最も山岳が厳しく、タイム・順位の争い・変動が最も起きやすいステージのこと。
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