チーム バーレーン・ヴィクトリアス所属の新城幸也選手が出場しているパリ~ニース。Teamユキヤ通信より第8最終ステージのレポートとコメントが届いた。

波乱な展開のり越えチーム全員がフィニッシュ

3月7日にフランス・パリで開幕したパリ〜ニース。

レース最終日となる第8ステージは南フランスでの新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、ニースでのフィニッシュが叶わず、当初より大きく短縮された周回92kmのショートステージ。

2級山岳を3つ通過する登りと下りのみの短い周回コースだが、レースの展開は単調ではなかった。リーダージャージ着用のプリモシュ・ログリッチ(ユンボ・ビスマ)が2度の落車で総合優勝争いから大きく遅れるなど、波乱の最終ステージとなった。

チーム バーレーン・ヴィクトリアスは最終日もチームで総合上位勢をしっかりとサポート。結果、ジャック・ヘイグが総合7位、ジノ・マーダーが総合10位と2選手がトップ10入りを果たし、その他のチームメイトも全員無事にフィニッシュしチーム総合順位は2位。

新城選手は、集団の中で起きたアレクセイ・ルツェンコ(アスタナ・カザフスタン)の落車で発生したアクシデントに巻き込まれ、前方選手のサドルに顔を打ち、目の下にアザを負った。しかし大きな怪我はなく、トップから4分10秒遅れのステージ65位、総合87位で今シーズン初大会を終えた。

良いチームワークで調子も上向き、これからが楽しみ

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