ペイヨ・ビルバオは総合2位をキープ

2/2 Page

「尚、一層に気を引き締めて」

以下、新城選手のコメント。

「今日はいきなり10kmの登りからスタート。昨日のタフなステージのあとで、ハードなスタートを望んだ選手は少なかっただろう・・・

チームプレゼンテーションのあとでバスに戻って、ローラーでウォーミングアップをして、スタートに並んだ。半分の選手はローラーでアップしていたと思う。

予想通りというか予想外と言うか、ファーストアタックで逃げは決まった。その後は60km地点までは峠が2つあり、下りもテクニカルだったので、集団前を位置どり序盤をトラブル無しで過ごした。後方では落車もあったらしい。

残りはフィニッシュまで向かい風気味のはずが、8分以上も逃げとのタイム差が開いた為に、集団はいっきにペースアップ。風が吹いてる事もあり、ストレスフルな状態が続いた。

最後の3級山岳手前からは道も太くて、向かい風なのにハイペースで進み、多数の脱落者をが出ていたと聞いた。登り基調のゴールだったため『ペイヨがタイムを失わないように、出来るだけ良い位置に』とみんなで働いた。

昨日の疲れで脚はフレッシュではないが、ジロはまだまだ続く。第7ステージは風との戦いのステージ予報。風のレースもアシストの力が試される。尚、一層に気を引き締めて挑まなければならない!」

レースの模様は、日本からもGCN Race Pass(有料アプリ)にて、全21ステージライブ配信で視聴可能。

ジロ・デ・イタリア公式サイト
https://www.giroditalia.it/

Text : Miwa IIJIMA
TEAM ユキヤ通信 2020 №48』
8 October 2020 ITALY
ー103rd Giro d’Italiaー Stage 6 » Castrovillari › Matera (188k)

【保存版】東京オリンピックのロードレース日本代表はどうやって決まるの?