9月19日、イタリア、アベニン山脈を舞台に開催された『81st Giro dell’Appennino (1.1)ジロ・デルアッペニーノ』。Team ユキヤ通信より、新城幸也(チーム バーレーン・マクラーレン)選手の結果とコメントが届いた。
オリンピックポイント加算
5つの山岳ポイントに、7つのスプリントポイントが設けられた191km。新城は17日のコッパ・サバティーニに続き、またしても逃げに乗る。その逃げ集団は吸収される結果となったが、トップと同タイムの集団の中15位でフィニッシュした。
この結果でUCIポイントを5P獲得。東京オリンピック代表選手選考ポイントが15点加算された。
昨日の詰まりが取れた
以下、新城選手のコメント。
「今日も逃げに乗ることが1つの目的だったが、なかなか逃げが決まらなかった。何度動いたか分からないぐらい動いて、結局60km地点の最初の山岳ポイントでやっと決まった。
このレースは120km地点から始まる8kmの登りが鍵となる。登り口から勾配がキツイ。3分差で登り始めたが、5kmぐらい登ったところでメイン集団からアタックがかかり、そこで逃げは吸収、それからが追い込んだ(笑)
登りで遅れ、下りで追い付いて・・・を繰り返して40人程の先頭集団に残った。バッタリンのスプリントに向けて位置取りをし、スプリント勝負に。
逃げていたので脚は残っておらず、結果は15位。しかしゴールまで全力で頑張る事が出来て良かった。次戦の世界選手権に向け、良い感触を掴む事が出来た」
新城選手の次のレースは、9月27日にイタリア・イモラで開催される世界選手権。
Text : Miwa IIJIMA
『TEAM ユキヤ通信 2020 №38』
20 September 2020 ITALY
ー 81st Giro dell’Appennino (1.1) 191.5km ー