チーム バーレーン・マクラーレン所属の新城幸也選手。Team ユキヤ通信から8月6日〜9日で開催されている4日間のステージレース『チェコツアー(UCI2-1)』3日目の模様が伝えられた。
危険なフィニッシュレイアウト
第3ステージはアップダウンの続く206km。
新城選手含むバーレーン・マクラーレンは、集団前方でレースをコントロールしていく。
走りながら調子の良さを感じていたという新城選手。しかしフィニッシュに向け、レース経験が少ない選手たちの怖いもの知らずな激しい位置取り争いが発生。
また「80km/hを越える下りながら、フィニッシュライン200m手前で右コーナーからの石畳」というフィニッシュレイアウト。
危険を感じた新城選手らは無理にスプリント争いには参加せず、トップとタイム差なしの同タイム集団の中、64位でフィニッシュした。
後半に行くに従って、いつもの感じに
以下、新城選手コメント。
「調子が戻って来たかな!移動疲れが抜けた感じで、ここ2日間とは違う脚だった。200kmを越えるステージだったのが功を奏したのか、今日は後半に行くにしたがって、いつもの感じになってきた。
チェコの初上陸に続いて、今日のステージはコース途中で初めてスロバキアの国境を越えた。ここにきて2か国初入国(笑)
最終日は、コースもきついので力を残すこと無いように、頑張ってきたいと思う。」
9日の第4ステージは、標高1000mを越える山岳や激坂が登場する、最終日クイーンステージとなる。
Text : Miwa IIJIMA
『TEAM ユキヤ通信 2020 №23』
9 August 2020 Czechー Czech Tour stage3 (2.1) ー