真夏の南半球、オーストラリアのアデレードを舞台に開催中のSantos Tour Down Under (2.UWT)サントス・ツアーダウンアンダーの第6stageの新城の結果が届いた。

最終日、第6stageはアデレードの市街地に設定されたメインストリートなどを含む4.5kmの周回を20周回で行われた。同タイムで総合上位がひしめく大接戦で迎えた最終日は、コースの途中、8周目・12周目に設定されたスプリントポイントで与えられるボーナスタイム3秒、2秒、1秒が総合順位を変動させる重要なポイントとなるため、気の抜けない最終日となった。

新城は最終局面まで集団の先頭でコントロールしながらエースを引き上げるなど仕事をこなし、トップと同タイムの集団49位でレースを終えた。
チームは個人総合7位にヨン・イザギレ(スペイン)、12位にコルガ・イザギレ(スペイン)と、残念ながら個人の総合順位を上げることはできませんでしたが、チーム総合優勝というワールドツアーの第1戦で大きな成果を残した。

Santos Tour Down Under 2018 - stage-6

最終ステージのフィニッシュ。無事に走り終えた新城 photo Cor Vos / Miwa IIJIMA​

以下本人のコメント

「最後にエースの個人総合を逆転されてしまったことは反省しなければならないが、結果はチーム総合優勝できたことは、とてもうれしいです。自分の今年の開幕戦で調子の良さを確認できたことも良かった。12月のタイ合宿での成果の表れで、しっかり準備が出来ていた証拠ですね。またすぐにレースを走りたい気分です。次のレースが楽しみですね。」

大会オフィシャルサイト:www.tourdownunder.com.au

『Team ユキヤ通信 2018 No.7』22,01,2018 at Adelaide Australia

Text:飯島美和