個人タイムトライアル

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女子エリートロードレース

ロードレース世界選手権2019

女子エリートロードレースは1周28.8kmの周回コースを5周する距離143km、獲得標高2800mで争われる。

前述した通り、今シーズン快勝を重ねていた現世界王者のヴァンフルテンは欠場。王者不在で人数を揃えている国にチャンスが生まれ、混戦となることが予想される。

しかし、ヴァンフルテンが不在であろうとも選手層の厚いオランダからは先日の「ジロ・ローザ」で総合優勝を果たした現国内ロード王者のヴァンデルブレッヘンや、過去3回世界王者に輝いているマリアンヌ・ヴォスなど、エース格の選手が揃っている。

日本からは個人タイムトライアルと同様に、與那嶺恵理が出場する。

女子エントリーリスト(PDF)

男子エリートロードレース

ロードレース世界選手権2019

男子エリートロードレースは1周28.8kmの周回コースを9周する258km、獲得標高5000m(!)という驚異的なコース。

レースにおける勝負どころは2つ。周回コースの中盤に登場する「マッゾラーノ(距離2.8km/平均勾配5.9%最大13%)」と、「チーマ・ガリステルナ(距離2.7km/平均勾配6.4%最大14%)」の丘だ。

チーマ・ガリステルナ(左)と、マッゾラーノ(右)@Imola2020

2018年大会と似たコースレイアウト。したがって2018年大会上位者が表彰台に絡んでくると予想できる。

イタリアはツール・ド・フランス2020を欠場した絶対的エースであるビンツェンツォ・ニバリを筆頭に上りに強い布陣で揃えており、今大会でも注目の的。

コース試走を行うイタリアのヴィンツェンツォ・ニバリ(写真左)と監督のダヴィデ・カッサーニ@Imola2020

2018年世界王者のアレハンドロ・バルベルデ(スペイン)、2018年3位のマイケル・ウッズ(カナダ)、そのほかコロンビア勢などにも注目。2018年2位のロマン・バルデ(フランス)は欠場となる。

イタリアと同様に上りに強い布陣を揃えるフランスからはジュリアン・アラフィリップ、ギヨーム・マルタンなどが名を揃えているが、先日のツールでの不調と疲労次第と言ったところ。

日本からは新城幸也が出場する。

男子エントリーリスト(PDF)

UCIロードレース世界選手権スケジュール

日程 競技種目
9/24 女子エリート個人タイムトライアル
9/25 男子エリート個人タイムトライアル
9/26 女子エリートロードレース
9/27 男子エリートロードレース

公式サイト:2020 UCI Road World Championships Imola