昨年王者は遅れ、快進撃を見せるスロベニア勢 首位はログリッチがキープ/ツール・ド・フランス2020 第2週目まとめ

激しさ増した総合争い

山岳での戦いへと舞台を移した第12ステージは、コース後半から4級山岳2つ、3級山岳1つと2級山岳1つを超えてゴールとなる今大会最長218km。個人総合争いには大きな動きはなく、大会前半から積極的な走りを見せていた22歳の元U23世界王者、マルク・ヒルシ(チームサンウェブ)がツール初出場で初ステージ優勝を飾った。

迎えた第13ステージは計7つの山岳が登場し、獲得標高合計は4400mと過酷なステージ。

個人総合争いでは動きがあり、中盤で発生した落車では個人総合4位のロマン・バルデ(AG2Rラモンディアール)やナイロ・キンタナ(チーム・アルケイアサムシック)らエース格の選手達が巻き込まれ、バウケ・モレマ(トレック・セガフレード)が手首骨折でリタイア。バルデは完走したものの、脳震盪によって翌日にリタイアした。

また、3位だったギヨーム・マルタン(コフィディス)は終盤の上りで大きく遅れ、12位に転落。

首位のプリモシュ・ログリッチ(チームユンボ・ヴィズマ)が総合リードを広げ、7位に位置していたタデイ・ポガチャル(UAEチームエミレーツ)が2位にジャンプアップ。昨年大会覇者のエガン・ベルナル(イネオス・グレナディアーズ)からも新人賞ジャージを奪い、スロベニア勢が強さを見せた。

14ステージでは5つの山岳が登場したが、個人総合争いには特に大きな動きはなく、終盤に飛び出したセーアン・クラーウアナスン(チームサンウェブ)がチーム2勝目を挙げた。そして大会2週目の最終日となった第15ステージ。コース終盤には1級山岳が2連続で登場し、最後は超級山岳でフィニッシュの175km。

個人総合首位のログリッチを抱えるチームユンボ・ヴィズマによる牽引により、脱落者が続出。これにより、個人総合3位のベルナルが遅れ、昨年の王者はトップ10圏外に。勢いを見せる若手のポガチャルがログリッチを振り切り今大会2勝目を挙げた。

2回目の休息日を経て大会は第3週へと向かうが、ポガチャルとログリッチ2人、スロベニア勢による戦いが見逃せない。

大会第2週目終了時 リザルトまとめ

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