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コースの難所は2つ

ロードレース世界選手権2019

集団内を走るジュリアン・アラフィリップ(フランス)

コースはモータースポーツでも有名な「イモラサーキット」がスタート地点に。組織委員会によると”厳しいコース”とのことだ。

男子エリートは距離259.2km・獲得標高は5000m近く、女子エリートは144km・2750mを登るコースとなっている。1周28.8kmのコースを男子は9周、女子は5周走るとのこと。

コース中の難所は2つの登り坂だ。距離3km・平均勾配10%・最大勾配14%の登り坂が大きな勝負所になると予想できる。元々の開催予定地であったスイス・エイグルに似たコースであり、クライマーやパンチャーに有利なコースに設定となっている。

また、ロードレースの前日に開催される男女の個人タイムトライアルコースは、距離32km・標高差200mとタイムトライアルスペシャリスト向けの平坦なコースとなっている。

2020 UCIロードレース世界選手権 スケジュール

ロードレース世界選手権2019
日程 種目
9月24日 女子エリート 個人タイムトライアル
9月25日 男子エリート 個人タイムトライアル
9月26日 女子エリート ロードレース
9月27日 男子エリート ロードレース

UCI会長 ダビデ・ラパルティアン氏コメント

UCI会長であるダビデ・ラパルティアン氏(フランス)は、

「イモラ組織委員会の短期間での成功を祝福したい。困難な状況の中にも関わらず、UCI世界選手権は都市やその地域にとって非常に魅力的である事を示すことが出来ます。2020年のUCIロード世界選手権がイモラで開始される事は素晴らしいですが、私の思いはエイグル・マルティーニの組織委員会にも伝えており、これまでの取り組みと協力に感謝しています。今年のUCIロード世界選手権は私たち全員が素晴らしいスポーツの祭典を目撃することができると確信しています。私は皆さんに、UCIロード世界選手権の歴史の中で最も困難なサーキットの一つであるイタリアでのこのイベントを、壮大なレースと共に楽しみにしています」とコメントしている。

尚、詳しいコースプロフィールは現時点(9月2日現在)では発表されていない。さらなる続報を待とう。

参考記事:The 2020 UCI Road World Championships will take place in Imola and the Emilia-Romagna region (Italy) on a very challenging course