ロードレース新時代
ZWIFTの盛り上がりにより、ロードレースも新たな時代へ突入しているのかもしれない。
現にモータースポーツ界では、F1のプロドライバー達がe-sports(ビデオゲームを競技として捉える総称)へと参戦しており、日々オンライン上でレースが繰り広げられている。
🏆😲 We're bringing together some of the biggest names in motorsport history this Saturday for one AMAZING #esports event!
⭐️ The Race All-Star Esports Battle #LegendsTrophy➡️ Read who is in at: https://t.co/y8TjqjArPC pic.twitter.com/0uoWpaXLGh
— The Race (@wearetherace) March 25, 2020
ロードレースも同様に、選手がZWIFTを通じてオンラインレースで競い合うという点でe-sportsと言えるだろう。実際に、ZWIFTの公式Youtubeチャンネルでは、実況者・解説者を交えてのレース動画が公開されている。
公式レースとなるか?
既にデンマーク自転車競技連盟がZWIFTレースの主催に取り組んでいる。今後も各国の競技連盟が連携し、公式にレースを主催するようになれば、新しいレースシリーズの誕生も考えられる。
2019年9月には、UCIが初の「ZWIFT世界選手権」を2020年からZWIFTと共に開催する事に合意。新型コロナウイルスが収束すれば、さらに盛り上がりを見せるに違いない。
UCI and Zwift sign Memorandum of Understanding for the development of cycling esports as a new cycling discipline – https://t.co/0hTSBELY1e pic.twitter.com/R9dsddZP1n
— UCI_media (@UCI_media) September 26, 2019
とにかく前向きに
バーチャルレースで実際にプロ選手とレースやトレーニングを共に行える事は、数十年前では考えられなかった事だろう。
外出自粛/禁止の国がある中、ZWIFTや各チーム、プロ選手が主催するオンラインサイクリングのおかげで思わぬ盛り上がりを見せている。
現実とバーチャルのレースという2つの観点からロードレースを楽しめる時代。新型コロナウイルスで春先のレースが中止となってしまったが、こうしたオンライン上での新たな動きのおかげで、落ち込みを見せていたロードレース界にも新たな光が垣間見える。