現在開催されているツアー・ダウンアンダーに出場している新城選手(バーレーン・マクラーレン)。19日に開催されたダウンアンダークラシックの模様と結果が届いた。

小雨と寒さが選手の体力を削る

アデレードの中心部に設定された全長1.7kmのコース×30周で行われたクリテリウム。明日21日から開幕するUCIワールドツアー第1戦のツアー・ダウンアンダーに出場予定のメンバーたちが出走した。

真夏の南半球とは思えないほどの肌寒い気温で、時折降る小雨で路面は滑りやすくなっていた。コーナーが連続する市街地ならではのコース、そして気象条件で選手たちは苦戦を強いられた。

レース終盤、集団の中で落車が発生。新城も巻き込まれるかとヒヤリとするシーンがあったが、間一髪で回避。その後は集団から離れ安全に走り、62位でレースを終えた。

「思った以上に寒くてびっくり」

以下新城選手コメント

「目の前で落車が起こって・・・危なかった。今日はマルコ(ハラー/オーストリア)をスプリントさせる位置に引き上げる役目だったが、こういう天気だし、安全確保が大事だった。

明日からが本番!思った以上に寒くてびっくりしているけど、調子を保っていいスタートを切りたいと思います」

ツアー・ダウンアンダー 公式サイト
Text : Miwa IIJIMA
TEAM ユキヤ通信 2020 №03』
-20 January Australia Adelaide-Tour Down Under Schwalbe Criterium-