追走叶わず
9月24日に開催された女子エリート個人タイムトライアルにて、圧倒的な走りで優勝したダイガード。フィニッシュまで残り32km地点から単独でファンブルテンの追走を試みるも、残り12km地点で後続のファンデルブレッヘンとアマンダ・スプラット(オーストラリア)に追いつかれ、追走グループからも脱落。
🚨 @chloedygert30🇺🇸 is caught!!
And now dropped! 🚨 @AnnavdBreggen🇳🇱 and @AmandaSpratt🇦🇺 going for 🥈!#Yorkshire2019 pic.twitter.com/kRe04wJZJU— UCI (@UCI_cycling) September 28, 2019
周回コースへと入った後も、2017・18年個人タイムトライアル世界王者のファンブルテンの勢いは止まらない。
歓喜の涙と共に、後続に2分15秒差をつけてのフィニッシュ。キャリア初のロード世界王者へと輝いた。また、昨年大会の覇者であるファンデルブレッヘンが残り5km地点でアタック。3位のスプラットに13秒差でフィニッシュし、優勝候補であったオランダがワン・ツー優勝を飾った。
« Mum I did it! » 🌈 WORLD CHAMP!
Just look at what it means to @AvVleuten 🇳🇱 #Yorkshire2019 pic.twitter.com/Mlc8v3GtQ9
— UCI (@UCI_cycling) September 28, 2019
ファンブルテン コメント
「クレイジーだった。あの上り(ロフトハウス)はフィニッシュ地点から遠い事も知っていたけど、アタックをしてからもコーチは走り続けろと言っていたし、私の脚の調子もよかった。考えていた作戦とは全く違ったけど、この為に何時間も自転車の上で過ごしてきた。「もし誰かがこれで勝つのならそれは私だ」と言い聞かせ「私なら歴史を作れる」と考え続けていた。もし私が勝てなくても、後ろにアンナ(ファンデルブレッヘン)がいたからプレッシャーも無かった」
日本から出場した與那嶺恵理と金子広美は、DNFでレースを終えている。
リザルト
順位 | 名前 | チーム |
1位 | アンナミク・ファンブルテン | オランダ |
2位 | アンナ・ファンデルブレッヘン | オランダ |
3位 | アマンダ・スプラット | オーストラリア |
DNF | 金子広美 | 日本 |
DNF | 與那嶺恵理 | 日本 |