9月21日〜29日、イギリスでロードレース世界選手権2019が開催。

今年のUCIロードレース世界選手権大会は、起伏が多いことで有名なイギリス中部のヨークシャー地方にて開催される。また、フィニッシュ地点は同じだが、各カテゴリーによってスタート地点が違うことから勝負所が変わる事も予想される。

以下の開催地情報と共に、各カテゴリー毎のコースをお伝えしていく。

イギリスの地形について

ヨークシャー地方に限らず、イギリスは全体的に小高い丘が多く、1年を通して雨が多い気候のため、路面のコンディションはウェットが多い。風も強く吹き荒れ、雨・風・低気温から体力の消耗も激しい。300km近い距離を走る長丁場の世界選手権では、昨年の超難関コースとはまた違った意味でのサバイバルレースとなるだろう。

ヨークシャー地方はイギリスの中でもサイクリングが盛んな地域だ。2015年からツール・ド・ヨークシャーも開催されるなど、年々盛り上がりを見せている。

ハロゲート特設周回コースについて

参考:©️Worlds.Yorkshire

フィニッシュ地点となるハロゲート市街に特設された1周14kmのコース(ジュニア女子はハロゲートでフィニッシュだが周回はしない)は、パンチ力のある坂やジワジワと脚を削るような上りが続く。特にポットバンク(Pot bank)の上りを終えてからの周回コース後半は道幅が非常に狭く、ラウンドバウトやコーナーも続くテクニカルなコースである事からメイン集団の追走が機能しない可能性もあり、逃げ集団が有利な展開となる予想できる。

参考:©️Worlds.Yorkshire

最後までわからない ジュニア男子