レースがスタートし、中盤にかけてはトレック・セガフレードがレース展開を支配。アルベルト・コンタドール選手が先頭で牽くという激レア場面も。全ては別府史之選手を勝たせるため。
折り返し地点に集団が差し掛かると、全選手が一斉にブレーキング音が大迫力。この密集度で濡れた路面をひしめき合いながら折り返す様は、まさに圧巻。
クリテリウムスペシャルライダースの監督は、日本ナショナルチームトラック競技の短距離種目ブノワ・べトゥ監督。新田祐大選手もナショナルチームの一員で、わずか2週間後にポーランドで開催されるトラック・ワールドカップ第1戦が控えている。
これまでにジャパンカップのクリテリウムへ参戦した競輪選手の中で、完走を果たした選手はいないのだが、渡邉正光選手は周りをロードレース界のスター選手に囲まれながら、集団の好位置につけて周回を重ねた。