5月5日、フランス・アンドル県、ヴィエンヌ県にて開催された総距離183.3kmのレースEntre Brenne et Montmorillonnais。
日本代表チームメンバーからは石上優大、大前翔、渡辺歩、松田祥位の計4名が出走した。
競技結果
1 DAINESE Alberto(イタリアナショナルチーム)4h08m38s
2 JERMAN Žiga(スロベニアナショナルチーム)+0s
3 WALLS Matthew(イギリスナショナルチーム)+0s
・・・石上優大、大前翔、渡辺歩、松田祥位は途中棄権
60名以上を巻き込む大落車が発生
昨日のネイションズカップと同主催者開催の連戦となった183kmのレース。各国ナショナルチームのメンバーを1名ずつ減らし、地域選抜チームに代わりUCIコンチネンタルチームとフランス国内ディヴィジョンチームを合わせ計34チーム166人が参加。
スタートは低気温ながら雨は免れた。レースはアタックが続くが、大きな集団で流れるように進み、数名の先行を許しながら前半を消化。チームはここで疲労色が濃い松田を90㎞で棄権させた。
直後密集度の限界が超えた集団は60名以上を巻き込む落車発生。渡辺、石上、大前も巻き込まれ転倒してしまう。渡辺は何とか自力で集団に復帰するも、機材ダメージを伴う大前と石上はスペアバイクで再スタートするが集団復帰が出来ず110kmの補給地点でリタイヤとなった。
レースはその後主力国の逃げができるものの、最後は吸収され100名近い集団ゴールとなり、昨日に続きイタリアナショナルチームの優勝となった。
一部のメンバーは連戦と移動でリズムが乱れているため、体力と集中力を回復させ今後の活動への準備を進めたい。
(文:浅田 顕)
TEXT:JCF