4月23日からウズベキスタンで開催されている2019ロードアジア選手権大会。ジュニア女子ロードレースでは日本人選手が2位、3位で終了した。

別府史之、窪木一茂、梶原悠未ら20名がアジア頂点を目指す/2019ロードアジア選手権大会派遣選手団

2019 アジア選手権 ジュニア女子ロードレース

競技結果

1 LEE Sze Wing(香港) 2時間12分1秒
2 岩元杏奈(日本) 同タイム
3 内野艶和(日本) 同タイム

岩元杏奈、内野艶和が参加

4月26日午前にジュニア女子の個人ロードレースが行われた。

コースはジュニア女子の個人タイムトライアルとほぼ同じ1周21.4kmの周回を3周する62.8km。緩い500mほどの登り区間以外はほぼ平坦コースでスプリント勝負になることが予想された。日本チームからは岩元杏奈、内野艶和の2名が参加した。

たびたびカザフスタン、モンゴルが攻撃を仕掛けるがすぐに集団は繋がり、レースは全体にスローペースで進む。途中先導車のコースミスもあり距離が伸びる形になるが、岩元、内野は落ち着いて走る。

連携が上手くとれず、2位3位の結果に

ラスト4kmの小高い丘から地元ウズベキスタンが独走して10秒ほどの差をつけるが、集団もペースをあげラスト1kmでは集団は一つになる。

岩元と内野は連携が上手くとれずバラバラでのスプリントとなり、香港のLEE Sze Wingが切れのあるスプリントで優勝した。2位に岩元、3位に内野が入った。

優勝したLEE Sze Wingはスプリント力がある強い選手だが、日本チームはゴール前の連携を2人で上手くとりながら位置取りしていれば勝つチャンスはあった。悔やまれる2位、3位となった。

文:JCF強化コーチ 柿木 孝之

(TEXT:JCF