春の訪れを告げる伝統のレース A-Eカテゴリーを制したのは岡篤志/2019チャレンジロード 大会レポート

第44回チャレンジサイクルロードレース大会

今年44回目の開催となったチャレンジサイクルロードレース。春のレースとして、また新年度最初のレースとして定着している伝統の大会でもある。
4月6日、7日の両日共に天候に恵まれ、特に7日は最高気温が20℃を超える中での大会となった。

【A-E】激しい削り合いの中、独走に持ち込んだ岡篤志が優勝

日本サイクルスポーツセンターの5kmサーキットを13周+4kmの69kmで行われたA-Eクラスには、国内トップチームの選手が多数出場。昨年優勝の入部正太朗はツール・ド・ランカウィ出場のため欠場となったものの、ほぼフルメンバーを揃えたシマノレーシングをはじめ、会場に近い三島市を拠点とするチームブリヂストンサイクリング愛三工業レーシングチーム宇都宮ブリッツェンなどがエントリーリストに揃った。

レース序盤、30名前後の集団が先行。後続の集団はチームブリヂストンサイクリングが牽引するも、差は1分以上開く。先頭集団は人数が17人まで絞られるものの、レース後半に入ってもペースは落ちず、後続集団との差をさらに広げていく。

 第44回チャレンジサイクルロードレース大会

ペースアップを試みる森本誠(イナーメ信濃山形)

残り3周、森本誠(イナーメ信濃山形)や才田直人(LEOMO Bellmare Racing Team)のペースアップで先頭集団が二つに割れ、岡篤志(宇都宮ブリッツェン)、木村圭佑(シマノレーシング)、前田公平(弱虫ペダルサイクリングチーム)、米谷隆志(LEOMO Bellmare Racing team)の4人が抜け出す。

最終周回に入る直前、岡が単独で先行。そのまま1周を逃げ切り、独走勝利を決めた。

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A-E優勝 岡篤志(宇都宮ブリッツェン)

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A-E 表彰

【A-U】圧巻の逃げを決めた山本哲央

12周+4kmの64kmで行われたA-Uには、大学生を中心に167人が出走した。

スタート直後からアタックと吸収が繰り返されたレース中盤、山本哲央(中央大学)が単独で先行する。後続のメイン集団は追走の動きがまとまらず、差は1分以上開く。山本はそのまま最後まで逃げ切り、2位以下に2分以上の大差をつけて優勝した。

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A-U優勝 山本哲央(中央大学)

【A-F・A-Fj】大堀博美がマッチレースを制す

女子のA-Fは4周+4kmの24km。42人でスタートしたレースは後半までに5人に絞られ、その中から大堀博美(YOKOSUKA UNO RACING)と榎本美帆(MIVRO)の2人が先行して最終周回に入る。最後は大堀が榎本を振り切ってフィニッシュし、チャレンジサイクルロードレース初優勝を決めた。

同時スタートのA-Fjは、全体の5位に入った石田唯(北桑田高校)が優勝した。

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逃げる大堀博美(YOKOSUKA UNO RACING)・榎本美帆(MIVRO)

【A-J1・A-J2】実力者が前評判通りの走りを見せる

当初予定より1周少ない6周+4kmの34kmで行われたA-J1は、2018年のインターハイロードで優勝した川崎三織(栄北高校)が優勝。A-J2は津田悠義(三好高校)が優勝。A-Yでの3連覇とあわせてチャレンジサイクルロードレース4連勝とした。

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A-J1優勝 川崎三織(栄北高校)

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A-J2優勝 津田悠義(三好高校)

【A-Y・A-M】アクシデントによりレースキャンセル

レースキャンセルとなり、その時点でDNFとなっていない選手が完走扱い、通過記録のみコミュニケ掲載となった。なお、A-Y、A-Mともに完走扱いとなった選手へは全日本ロード申込資格が与えられる。

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付帯イベント

2019シクロクロス世界選手権日本代表・三船雅彦監督による若手向けの講習会とシニア向けのライドスクールが実施された。

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■B部門含む、大会結果は下記の大会ページより
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TEXT:JCF

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