インタープロ サイクリングアカデミーのチーム体制発表会が2月27日都内で行われた。2019年は日本人選手4名を含む8つの国籍、16名の選手の体制となる。

インタープロ サイクリングアカデミーとは?

インタープロ サイクリングアカデミーは、2019年でUCIコンチネンタルチームになって3年目のチーム。日本国籍で拠点を長野の飯田市に持つが、今年からは南フランス・オキシタニー地方のトゥールーズ、リル=ジョルダンにも拠点を構える。UCIアジアツアーランキング2019では現在4位についており、今後ランキング上昇も期待されるチームだ。

今回のチーム・プレゼンテーションは1月にすでにフランスで行われていたが、日本人選手の生の声も届けたいとの意向で東京でも開催された。

会場は青山のカフェOVE 自転車メーカーSHIMANOが運営している

2019年チーム体制

18歳から36歳、8つの国籍の16名という個性豊かなメンバーが紹介された。

目立つ選手としてはこのチームのリーダーの一人であり、若手選手たちの教育者としての役割も期待されるラトビアのアレクセイス・サラモンティス、17年間プロコンチネンタルチームで活躍していたスペインのパブロ・トーレス。若手ではアマチュア選手として去年トップだったフランスのアドリアン・ギロネット、まだ日本でしか走ったことがなく、今後世界を経験しての成長が期待される小山智也など。

実績ある選手による戦力強化と同時に、若手育成へも力を入れている姿勢を読み取ることができた。

【2019年所属選手】

名前 国籍 年齢
ゴチェ・ナヴァーロ(Goutier Navarro) フランス 18
アレクセイス・サラモンティス(Aleksejs Saramotins) ラトビア 36
エバン・クラウス(Evan Clouse) アメリカ 19
サムエル・ポンセ アルバレス(Samuel Ponce Alvarez) アンドラ 27
アドリアン・ギロネット(Adrien Guillonet) フランス 25
チャールズ-エティエンヌ・クリスティエン(Charles-Étienne Chrétien) カナダ 19
パブロ・トーレス(pablo Torres Muino) スペイン 31
ダヴィ・カサノバ(David Casanova Alegri) スペイン 21
サイモン・ジョーンズ(Simon Jones) アメリカ 19
マリス・ボグダノビッチ(Maris Bogdanovics) ラトビア 26
フロリアン・ウドリ(Florian Hudry) フランス 24
小山智也 日本 20
水野恭平 日本 30
エルナン・アギーレ(Hernán Aguirre) コロンビア 23
篠田幸希 日本 19
石原悠希 日本 21

”アカデミー”としてのチーム哲学