第4ステージは平坦サーキットコース MONCADA-MONCADA 122.3km

最終ステージは1周13.5㎞の平坦サーキットコース。チームは逃げの展開とスプリントと両方の展開を想定しスタート。

中間スプリントで渡辺歩のスプリント賞が決定

強風の影響で1周目から集団が分裂し43人に絞られ、1分30秒リードする先頭グループには日本チームから5名が参加する好展開。

中間スプリントでは混戦の中、新城雄大の好サポートで渡辺歩がポイントを加算しスプリント賞を決定づけた。

しかし中盤には先頭グループもアタックが始まりペースが保てず後続集団に吸収、レースは振出しに戻る。

日本勢2名が落車する中、小野寺玲が2位でフィニッシュ

途中小さな逃げはあるが最後は大集団のスプリント態勢に入りチームは連携し好態勢になるがゴール前の落車で横山航太岡篤志が落車、それでも前方に残った小野寺玲が2位でゴール。

優勝には届かなかったが上位入賞を果たし、チームは全ステージを終えた。

2位でゴールし、「2」サインで微笑む小野寺玲

日本チームは総合2位と大健闘

4日間を通じてステージ成績を狙い、優勝1回、2位3回、スプリント賞、山岳賞を獲得。

毎ステージ上位の結果から、チーム総合もスペインの強豪チームLIZALTEに続き2位となり評価をさらに高めた。今回参加した中から雨澤毅明、岡、小野寺の3選手は10日後に控える世界選手権に向けて最終調整に入る。

Text:浅田 顕
最終ステージ結果