UCIアジアツアー『ツアー・オブ・ジャパン2026』。このレースは5月24日(日)〜31日(日)の8日間にわたって開催中。日本ナショナルチームの様子を連日追い続けるシリーズの第5弾を、チームマネージャー宮崎景涼氏によるレポートでお届けする。

第5ステージ 綿半 信州飯田 コース

120.9km=10.8km+12.2km×9周回+0.3km(パレード1.7km)

日本ナショナルチームは、ここまで第2ステージで岡本勝哉が途中棄権したものの、梅澤幹太、島崎将男、吉田奏太、三浦一真、新藤大翔の5人で第5ステージに臨む。

折り返しの5日目となった第5ステージ(信州飯田ステージ)は、長い登りが10回設定されており、完走するだけでも厳しいコース設定。天気は曇りの予報だったがスタート前に晴天が広がり、気温が上昇したので厳しい暑さとなった。

日本ナショナルチームとしては、まずU23の新人賞で2位につけている島崎を上位でゴールさせること。逃げグループに少しでも長く入り続け、チャンスを伺うこと。そしてもちろん、完走して次の富士山ステージに進むことの3つを最低限の目標に、スタートした。

島崎がメイン集団内で奮闘

レースはスタートからペースが上がり、下り区間で15人の逃げグループが形成される。日本ナショナルチームからは新藤が果敢に入るが、登り区間のハイペースについていけずにドロップ。新藤は島崎をフォローしつつ後半に備える形となった。

15人の逃げグループが協調体制を保ちながら後半まで逃げ続ける中、メイン集団は少しずつペースを上げながら人数を減らしていく。三浦、そして新藤と吉田が順番に遅れ、さらに梅澤も遅れてしまい、島崎1人がメイン集団に残る形に。

しかし前の逃げ集団も崩壊し、メイン集団が吸収していく展開となった。

一人になってしまった島崎

最終周回で3人が抜け出して先行する中、島崎もメイン集団の強烈なハイペースに付いていき、先頭から11秒差の16位でゴール。U23首位の選手も同タイムでゴールし、総合のタイム差は変わらず。

その他のメンバーも完走し、第6ステージの富士山ステージへは5人で臨む形となった。

島崎のゴールシーン

第5ステージ 綿半 信州飯田 コース リザルト

順位 名前 所属 タイム
1位 トンマーゾ・ダーティ TEAM UKYO 2:59:16
2位 マッテオ・ファッブロ ソリューションテック NIPPO ラーリ 2:59:16
3位 ニルス・シンシェック リーニンスター 2:59:16
16位 島崎将男 日本ナショナルチーム 2:59:27
42位 梅澤幹太 日本ナショナルチーム 3:06:38
51位 新藤大翔 日本ナショナルチーム 3:11:15
52位 吉田奏太 日本ナショナルチーム 3:11:15
72位 三浦一真 日本ナショナルチーム 3:17:45

リザルトPDF

宮崎マネージャーのコメント

島崎の走りは想像以上で、間違いなく今の日本のU23選手の中ではトップクラスです。

梅澤も今シーズンロードレースに全く出ていなかったとは思えないくらい走れていますし、新藤と吉田に関してはU23カテゴリー1年目と考えれば上出来。三浦も得意分野ではしっかり力を発揮してくれているので、ハマれば必ず結果がついてくると思います。

島崎は、総合成績ではU23の新人賞争いで首位とのタイム差は変わらず2位をキープ。ですが、6日目の富士山ステージでは順位が一気に変わる可能性もありますので、チーム一丸となってチャンスを掴みに行きます。

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