5月24日(日)〜31日(日)の8日間にわたって行われるUCIアジアツアー、『ツアー・オブ・ジャパン』。初日の大阪・堺から最終日の東京まで、場所を移動しながらバラエティ豊かな全8ステージで開催している。

UCIポイント獲得の大きなチャンスにもなる同大会に、日本ナショナルチームが参加。ステージ優勝を目指して挑む様子を、日本代表のチームマネージャーとしてレースを支えている宮崎景涼氏のレポートでお送りしていく。

初回は、第1ステージの「チャリ・ロト 堺」から。

第1ステージ「チャリ・ロト 堺」

初日は、大仙公園を取り囲むコースを使って、2つのレースが行われる。午前は同時開催の「堺国際クリテリウムレース」が、午後は本戦の第1ステージが実施。

堺国際クリテリウムレース

2.7km×9周+2.5km

大会に先駆けて午前中に開催された堺国際クリテリウム。ツアーオブジャパンに参加する選手たちの顔見せ的な意味合いもあるが、毎年白熱したレースが繰り広げられる。

「JAPAN」として出場したのは、岡本勝哉、梅澤幹太、島崎将男、吉田奏太、三浦一真、新藤大翔の6人。

レースはスタートからしばらくして、7人の逃げが形成されるも、10秒程度の差で後続のメイン集団が追っていく。

ナショナルチームのメンバーは全員メイン集団に残されてしまう。メイン集団も逃げを吸収すべく動くが、午後に控えるタイムトライアルを気にしてか逃げ集団に追いつきそうで追いつかない展開のまま、ラスト1周に。

そのまま逃げ集団からトンマーゾ・ネンチーニ選手(ソリューションテック NIPPO ラーリ)がスプリントを制した。

堺国際クリテリウムレース リザルト

順位 名前 所属 タイム
1位 トンマーゾ・ネンチーニ ソリューションテック NIPPO ラーリ 0:33:47
2位 フランチェスコ・カロッロ スワット クラブ 0:33:47
3位 マッズ・アスナン スワット クラブ 0:33:47
11位 島崎将男 日本ナショナルチーム 0:34:08
18位 吉田奏太 日本ナショナルチーム 0:34:15
37位 三浦一真 日本ナショナルチーム 0:34:33
42位 梅澤幹太 日本ナショナルチーム 0:34:34
84位 新藤大翔 日本ナショナルチーム 0:35:21
90位 岡本勝哉 日本ナショナルチーム 0:35:54

第1ステージ(大仙公園周回コース)

2.6km(1周)

午後は、午前中に行われた「堺国際クリテリウム」のコースを利用したタイムトライアル。毎年、ここで1番速いタイムを出した選手が、最初のリーダージャージに袖を通すことになる。

例年は後半につれて好タイムが出てくるのだが、今年はいきなり前半から昨年の記録を大幅に上回るタイムで、マッズ・アスナン選手(スワット クラブ)がゴール。その後、後半までしばらく更新されることはなかった。

ナショナルチームでは梅澤が好走するものの、トップから11秒遅れの39位となった。

最終的には「TEAM UKYO」のトンマーゾ・ダーティ選手が2:57.94という驚異的なタイムで優勝。日本人トップは同じく「TEAM UKYO」の山本哲央選手が1秒差で2位に入った。

大仙公園周回コース リザルト

順位 名前 所属 タイム
1位 トンマーゾ・ダーティ TEAM UKYO 2:57.94
2位 山本哲央 TEAM UKYO 2:59.12
3位 マッズ・アスナン スワット クラブ 3:00.47
39位 梅澤幹太 日本ナショナルチーム 3:09.54
54位 三浦一真 日本ナショナルチーム 3:12.03
55位 新藤大翔 日本ナショナルチーム 3:12.14
64位 島崎将男 日本ナショナルチーム 3:14.18
66位 岡本勝哉 日本ナショナルチーム 3:14.34
88位 吉田奏太 日本ナショナルチーム 3:21.52

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宮崎マネージャーのコメント「積極的な走りに期待」

今回は直前でのメンバー変更などもあり、選手たちが顔を合わせたのは現地についてからという状態。

レース中のコミュニケーションなどにまだ不安はあるものの、メンバー同士の年代が近いこともありチームの雰囲気は良好です。

第2ステージから始まる本格的なレースに、果たしてどこま通用するかは分かりませんが、将来有望な選手たちが、萎縮することなく積極的な走りをしてくれることを期待したいと思います。

▶︎昨年の同大会の様子はこちら

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