4月25日(土)・26日(日)に、群馬サイクルスポーツセンターにて行われた『第60回東日本ロードクラシック』(主催:JBCF 全日本実業団自転車競技連盟)。

本レースのJPROツアーとE2クラス(中級カテゴリー)に、「HPCJC-BRIDGESTONE ANCHOR」メンバーが出場。レースの模様を、チームマネージャー宮崎景涼氏のレポートでお届けする。

『第60回 東日本ロードクラシック』

エントリーリスト(4月25日 全部門)
エントリーリスト(4月26日全部門)

【JPROツアー】目標「後半まで走り抜く」を達成

JPROツアー:150km(1周6km×25周)

3月のJBCF広島から続く、5週連続レースの最後を飾る部門。前週の第2戦に続き『2026ワールドカップ第3戦』が同日に開催されているため、今回も矢萩悠也、三浦一真、新藤大翔と、少人数での参加となった。

チームとしては5月の『ツール・ド・熊野2026』や『ツアー・オブ・ジャパン2026』、そして6月の『2026年全日本選手権自転車競技大会ロードレース』を見据え、「エネルギー補給や走り方を意識して後半までしっかりと出力を出せるようにする」こと、「レース展開をよく見て勝ち逃げを逃さずに乗る」ことを目標にスタート。

レースは1周目から逃げを試みる動きがあり、早くも有力選手が逃げ集団を形成

「HPCJC-BRIDGESTONE ANCHOR(以下HPCJP -BS)」の3人はそこに入ることができなかったが、その後の展開に向けて集中を切らさずに、3人でまとまって走る。

この逃げ集団が勝ち逃げになってしまうか? と思われたが、「備後しまなみeNShare』の牽引によって、7周目に入るタイミングで集団は1つに。再び各チームがアタックを繰り返す激しい展開となる。

そんなハイペースな展開から10周目に集団が大きく割れ、21名の先頭集団が形成された。

「HPCJC-BS」からは、ギリギリのタイミングで新藤が入ることに成功。タイム差は一気に広がり1分半以上となる。

 

新藤は順調に逃げ続けるも、100kmを超えたあたりから少しずつ疲労が見え始め、19周目の心臓破りの坂でアタックが掛かると5名が抜け出し、後方に取り残されてしまう。

三浦が残るメイン集団はペースを上げ、逃げから遅れた16人は吸収するも、先頭5人とはタイム差が縮まらない。

結局、先頭5名から単独で抜け出したルバ トマ選手(KINAN Racing Team)が1周以上を独走で逃げ切り優勝。

 

「HPCJC-BS」はメイングループの前方でゴールした三浦が16位、逃げて力を出し切った新藤は50位でゴールとなった。

三浦16位

新藤50位

JPROツアー/リザルト

順位 選手名 所属 タイム
1位 ルバ トマ KINAN Racing Team 3:35:53
2位 岡篤志 Astemo宇都宮ブリッツェン 3:36:18
3位 馬場慶三郎 弱虫ペダル サイクリングチーム 3:36:18
16位 三浦一真 HPCJC-BRIDGESTONE ANCHOR 3:38:10
50位 新藤大翔 HPCJC-BRIDGESTONE ANCHOR 3:38:55
DNF 矢萩悠也 HPCJC-BRIDGESTONE ANCHOR

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【E2クラス】序盤からのハイペースな展開に圧倒

E2クラス(中級カテゴリー):61.8km(6km×14周+84km)

また、JPROツアーに先立つ1日目に行われた男女混合の中級カテゴリー、E2クラスには、大人数でハイレベルなレースを経験すべく岡本美咲が参加。

しかしながら、1周目から逃げができ、それを皆が追うハイペースなレース展開に、岡本はついていくことができずドロップ。残念ながらリタイアとなった。

順位 選手名 所属 タイム
1位 各務遼音 松山学院高等学校 2:08:11
2位 屋口修治 ALDINA 2:08:12
3位 小林海斗 日本体育大学 2:08:20
DNF 岡本美咲 HPCJC-BRIDGESTONE ANCHOR

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宮崎景涼チームマネージャー コメント

男子に関しては、最低限の目標としていた「後半までしっかり走ること」は達成できました。そして、新藤が勝ち逃げに乗れたことも良かったと思います。

正直、かつての「TEAM BRIDGESTONE Cycling」に比べたら、低い目標に思えるかもしれません。しかし、メンバーが大きく入れ替わり、20歳に満たない若い選手たちが、日本のトップリーグで活躍することは決して容易ではないはず。

だからこそ。こうした経験が大事になります。彼らが一つひとつ、着実に経験を積んで、レベルアップできていることは間違いないでしょう。

E2に参加した岡本美咲に関しては、周囲とのレベル差がかなり大きく、このクラスで勝負することの難しさを痛感させられました。

とはいえ、普段のように日本の女子クラスを走っていては経験できないほどの、ハイレベルなレースに挑める今の環境は貴重。この挑戦を認めてくれるJBCFには、感謝の気持ちでいっぱいです。

こうした経験を確実に次へとつなげていきますので、引き続き応援をよろしくお願いいたします。

「大きな一歩目。この動きが広がっていけば」 新チーム「HPCJC BRIDGESTONE ANCHOR」設立の狙いと今後の展望

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