4月4日・5日に開催された『第3回NTT東日本真岡芳賀ロードレース』、そして『第3回NTT東日本宇都宮清原クリテリウム』。
本レースに「HPCJC-BRIDGESTONE ANCHOR」メンバーが出場。
レースの模様をチームマネージャーを務める宮崎景涼氏によるレポートでお届けする。
第3回NTT東日本 真岡芳賀ロードレース
4月4日(土)
過去2年、冷たい雨が降り頻る過酷なレースが続いた本レース。2026年もレース前から雨が降り出し、厳しいレースが予想された。
HPCJC-BRIDGESTONE ANCHORからはJプロツアーに岡本勝哉、矢萩悠也、木綿崚介、三浦一真の4人、エリート2/エリート3カテゴリー(以下E2/E3)には岡本美咲の1人が出場した。
【Jプロツアー】アタック合戦によるハイスピードレース
Jプロツアー:122.4km(1周7.2km × 17周)
Jプロツアーでは、高いレース強度のなか最後までフィニッシュすること、そして積極的に動いて逃げにのって上位を目指すことを目標にレースに挑んだ。
レースはスタートから逃げを試みる選手が積極的に動き、ペースは加速。途中、岡本も積極的に逃げに乗る動きを見せるも、なかなか逃げは決まらない。
4周目の後半には、1週間前の広島ロードレースも優勝したエリオット・シュルツ選手(ヴィクトワール広島)が単独で抜け出すも、6周目に入ってすぐのコーナーでスリップしてしまい、レースは振り出しに戻る。
その後もアタックが頻発するが8周目にバーンズ・ルーク選手(ヴィクトワール広島)が単独で抜け出す。12周目に入る時点で集団とのタイム差は1分30秒。
するとKINAN Racing Teamが先頭に固まりコーナーを利用して一気にペースアップ。11人の追走集団を形成することに成功する。
その後、橋本英也選手(弱虫ペダル サイクリングチーム)を含む2人が合流し13人の大きな追走グループとなった。
HPCJC-BSのメンバーはこの動きに反応することができず、後方集団に取り残されてしまい、追走グループに各チームの主力が居たことでHPCJC-BSがいるメイン集団とはみるみるタイム差が広がっていく。
その後、追走グループは逃げていたルーク選手を吸収し、最終的にはスプリント勝負で橋本英也選手が見事な優勝。
チーム最高位は32位の三浦一真となった。
Jプロツアー リザルト
| 順位 | 選手名 | 所属 | タイム |
| 1位 | 橋本英也 | 弱虫ペダル サイクリングチーム | 2:54:12 |
| 2位 | 孫崎大樹 | ヴィクトワール広島 | 2:54:12 |
| 3位 | 馬場慶三郎 | 弱虫ペダル サイクリングチーム | 2:54:13 |
| 32位 | 三浦一真 | HPCJC-BRIDGESTONE ANCHOR | 2:56:46 |
| 43位 | 木綿崚介 | HPCJC-BRIDGESTONE ANCHOR | 2:57:21 |
| 44位 | 岡本勝哉 | HPCJC-BRIDGESTONE ANCHOR | 2:57:21 |
| DNF | 矢萩悠也 | HPCJC-BRIDGESTONE ANCHOR | – |
【E2 / E3】岡本美咲が出場した165人の大集団レース
E2 / E3 :36km(1周7.2km × 5周)
男子のJプロツアーの前に行われたE2/E3カテゴリーに岡本美咲がオープン出場。今回のレースはE2とE3の2カテゴリーが合同で実施されたため、出走者は165人に達した。
これまで少人数のレースしか経験のない岡本にとっては未知の体験となるが、大人数のレースや集団を経験すること、できる限り前で上位を目指すことを目標に掲げスタートした。
周回数が少ないものの、序盤からアタックが続きレースは加速していく。しかし後方からスタートとなった岡本はなかなか集団前方まで上がることができず。
集団が分断された際に後方に取り残されてしまい、トップから4分8秒遅れでのフィニッシュとなった。
E2/E3 リザルト
| 順位 | 選手名 | 所属 | タイム |
| 1位 | 小野寺慶 | 天狗党 | 51:12 |
| 2位 | 茂木陽向 | #1-PRIMERA- | 51:12 |
| 3位 | 鈴木星凪 | 明治国際医療大学 | 51:13 |
| オープン(116位) | 岡本美咲 | HPCJC-BRIDGESTONE ANCHOR | 55:20 |
宮崎景涼チームマネージャー コメント
まず、E2/E3に参加した岡本に関しては初めての経験で戸惑いもあったと思いますが、今はとにかく、大人数の速いロードレースをたくさん経験することが重要です。
この経験を積み重ねてレベルアップしていければ、必ず世界で通用する選手になれるはずです。
Jプロツアーの男子メンバーに関しては完走は最低限の結果。
本来のHPCJC-BSはスピードとパワーを活かして集団を粉砕していくようなスタイルですが、それを他チームにされてしまい、歯がゆい結果となりました。
もちろん先日、日本競輪選手養成所を卒業した松田祥位や兒島直樹が出場していれば、まったく違う展開が予想されますが、それでは意味がありません。
本レースを走った今後を担う選手たちが成長して、結果を出していかなければチームの成長とは言えません。2025年までチームを引っ張ってきた選手が不在である今、苦しいレースが続いていますが、この壁をチーム一丸となって乗り越えていきたいと思います。
