全日本選手権ロードレース3日目。最終日は男子エリートカテゴリが行われた。
男子エリートの優勝は山本元喜
コースは1周14.2kmのコースを15周する213kmの設定。
梅雨時とは思えない青空の下でレースはスタートした。4周目までに35名の先頭集団が形成され、後続との差が一気に3分まで開いた。その後レース中盤までにその差は7分まで開き、10周目に入ると先頭集団の動きが活性化。アタックが繰り返され、集団の人数が減って行く。
12周目、山本元喜(キナンサイクリングチーム)と小石祐馬(チーム右京)の2人が先行。約30秒差で佐野淳哉(マトリックスパワータグ)、新城雄大(キナンサイクリングチーム)、石橋学(チームブリヂストンサイクリング)、小野寺玲(宇都宮ブリッツェン)の4人が追走し、残り2周となる14周目に入ったところで、佐野と新城の2人が先行する山本と小石に合流した。
佐野、山本、新城の3名が先行で最終周回を迎える
7km地点の登りで佐野がアタック。山本と新城が追従し、3人が先行して最終周回に入る。その直後の登りで今度は山本がアタック。佐野が追うものの引き離され、山本が独走態勢に入る。
およそ1周を逃げ切った山本は、2位佐野に約30秒の差をつけてフィニッシュした。2018年のロードレース全日本チャンピオンジャージに袖を通した。
【男子エリート 結果】
1位:山本 元喜(キナンサイクリングチーム) 5:46’53”
2位:佐野 淳哉(マトリックスパワータグ) 5:47’25”
3位:新城 雄大(キナンサイクリングチーム) 5:49’36”
4位:入部 正太朗(シマノレーシング)5:51’19”
5位:平塚 吉光(Team右京) 5:51’25”
6位:小石 祐馬(Team右京) 5:51’32”
7位:中島 康晴(キナンサイクリングチーム) 5:51’37”
8位:井上 亮(Magellan Systems Japan) 5:52’13”
9位:阿曽 圭佑(愛三工業レーシングチーム) 5:52’30”
10位:小森 亮平(愛三工業レーシングチーム) 5:52’30”
Text & Photo : JCF