イギリス(スコットランド)・グラスゴーで開催されている『2023自転車競技世界選手権』。様々な自転車競技の世界選手権が一挙に実施されている。

パラサイクリング・トラックで2つのメダルを獲得した杉浦佳子が、8月10日に実施されたロードレースでも銅メダルを獲得した。

女子C3個人タイムトライアル

Cクラス(切断、機能障害、麻痺などの通常の自転車を使える選手)のうち、障害の軽度が真ん中のクラス。

距離17.0km、天候は曇り、気温19°C。
杉浦は第1計測ポイントをトップと2秒差の2位通過、第2計測ポイントは3秒差ながら、引き続き2位で通過。

しかし最後にタイムを落としてしまい、37秒差の3位フィニッシュとなった。

杉浦佳子コメント

「コースがテクニカルで、試走もあまりできず、コースレイアウトを全部覚えきれずに挑んだ結果、コース取りのミスをしてしまって、少し危険な走りをしてしまいました。

今のバイクにしてから、今回一番良いパワーで走れていましたが、ペース配分が良くなくて、後半垂れてしまったのが悔やまれます。

それでも3位になれたことはとても嬉しく思います。応援して頂いたみなさんのおかげです、ありがとうございました」

男子C2で出場した川本翔大は12位、男子C3で出場した藤田征樹は11位、翌11日に実施された男子T2ロードレースに出場した福井万葉は13位となっている。

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