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自身も出場していた『2023ジロ・デ・イタリア』にて2023年シーズン限りの引退を発表したマーク・カヴェンディッシュ。5月28日に行われた本大会の最終日では見事ステージ優勝を飾る活躍を見せ、自身最後となるジロ・デ・イタリアに花を咲かせた。
そんなマーク・カヴェンディッシュが引退を発表した、5月22日の記者会見でのコメントを最後にご紹介する。
「人生の多くを自転車競技から」
「今シーズンが私のプロ自転車競技選手としての最後のシーズンとなります。このような場で発表することができ、大変嬉しく思います。
私の人生のうち、25年間を自転車競技選手として過ごしてきました。世界のいたる所を訪れ、素晴らしい人たちと出会うことができ、そして人生の多くを自転車競技から教わりました。献身、忠実さ、交友関係、チームワーク、何かを得るための犠牲、謙虚さ、忍耐力。1人の父親となった今、学んできたことを子どもたちに伝えることができます。
今日は息子の5歳の誕生日です。幸い今日は休息日なので息子の誕生日を祝うことができます。妻や子どもたちと毎日一緒にいることが、今大切にすることだと思いました」
