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別府史之 引退セレモニーパレード
メインレースまで会場を盛り上げる特別レースコンテンツ。その目玉の1つが別府史之元選手の引退セレモニーパレード。
ツール・ド・フランスなど名だたる主要大会にも出場し、敢闘賞なども獲得してきた。まさに日本のサイクルロードレース界を牽引してきたレジェンドの1人だ。
パレード終了後には花束贈呈が行われ、「自分は本当に自転車レースが好きだったんだと、改めて気づくことができました」と語っていた。
古巣の「TREK – Segafredo」からも花束がサプライズで贈呈され、思わず涙を流す場面もあった。
ガールズケイリンが街中に出現
そしてメインレース前には「ガールズケイリンスペシャルレース」も開催。
普段は競輪場でしか生で見る機会がない、ガールズケイリンから7人選手が出場する特別レースだ。
メインレースと同じコースに、リニューアルしたばかりのユニフォームを纏ったガールズ選手が並び、会場の注目を集めた。
1〜7の数字とそれぞれ異なるカラーリングのユニフォームなどは、競輪場で見るものと同じ。
しかし各選手がまたがるバイクは、ロードレース使用。ブレーキとギアがしっかり装着されている。
ガールズケイリンスペシャルレースは、コースを3周するクリテリウム。自転車トラック競技ナショナルチームにも所属していた吉川美穂(和歌山・120期)らが出場。
フィニッシュまで残り数100mのところまで7人が牽制し合って展開していくレース。
最後のスプリントを制したのは、初代ガールズグランプリ優勝者の小林莉子(東京・102期)。レース後にコースをもう1周まわるウィニングランでは、沿道の観客に手を振り応えていた。
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