日本で唯一のUCI認定「プロシリーズ」のレースである、『ジャパンカップサイクルロードレース』。例年栃木県宇都宮市で行われていたが、新型コロナウイルス感染症の影響により、2019年開催を最後に2年連続で中止となっていた。
そして2022年、3年ぶりにジャパンカップが開催される。この記事では年に一度の自転車の祭典・2022ジャパンカップの概要をお伝えする。
大会スケジュール
大会は10月14日から16日の3日間にかけて開催。
1日目・10月14日(金)チームプレゼンテーション
大会に出場する全チーム・全選手が登場する「チームプレゼンテーション」。レースの前夜祭となるこのイベントは、10月14日の18:45より宇都宮のイベント広場・オリオンスクエアで実施される(グランドオープニングは18:20より)。
2日目・10月15日(土)ジャパンカップクリテリウム
「クリテリウム」とは市街地や公園に設定された、1〜5km程度の短い距離のコースを周回するレースのこと。長距離で行われるロードレースでは「選手が目の前を通るのは1度だけ」ということも起こりうるが、クリテリウムは周回するため、アクセスしやすい市街地で、疾走する選手を何度も見ることができることが魅力だ。
今大会は宇都宮市大通りを舞台に、1周2.25kmを15周で実施。レーススタートは15:40を予定している。コースや詳細はコチラにてご確認を。
またこの日は一般参加レースも実施予定となっている。
3日目・10月16日(日)ジャパンカップサイクルロードレース
大会最終日となる16日にはいよいよロードレースが実施される。宇都宮市森林公園を周回するコースで、185mの標高差を14回も駆け上がる古賀志林道つづら折りの上り坂はこの大会の名物。
1周10.3kmのコースを14周するレースは、10:00にスタート予定。公式サイトには観戦ポイントも掲載されているので、ぜひこれを参考に現地での観戦を楽しんでいただきたい。