ジャイアントのシクロクロスバイク、TCXの2018モデルが登場

ジャイアントが持つ勝利のためのテクノロジーをシクロクロスに詰め込んだTCXシリーズ。現行モデル同様、3つのラインナップが用意されています。フレームは現行モデルと共通、大きな変更点は価格、パーツ、カラーリングです。

TCX ADVANCED PRO 1

フォーク剛性を高めるOVERDRIVE 2、前後12mmスルーアクスル、ペダリング効率を高めるアシンメトリチェーンステイが大きな特徴のTCX ADVANCED PRO 1。シクロクロスで重要な剛性、安定性、泥はけ性能は最高レベルで、勝つためのレースモデルと言えます。

2018モデルのメインコンポーネントはSHIMANO ULTEGRA Di2からSRAM FORCE 1に変更されました。価格は5万円プライスダウン。

フレーム Advanced-Grade Composite OLD142mm,
D-Fuse SL Composite Seat Pillar
フォーク Pro-Spec,Advanced-Grade Composite,
Full Composite OverDrive 2 Column 12mm Axle
メインコンポーネント SRAM FORCE 1
重量 8.0kg(500mm)
サイズ 500(S),525(M),545(ML)mm
価格 400,000円(税抜)

TCX ADVANCED PRO 2

TCX ADVANCED PRO 1と同様、シクロクロスに求められる高性能のフレームを使用、コンポーネント等のグレードを落とすことで手頃な価格に抑えたモデルです。

フレーム Advanced-Grade Composite OLD142mm,
D-Fuse SL Composite Seat Pillar
フォーク Pro-Spec,Advanced-Grade Composite,
Full Composite OverDrive 2 Column 12mm Axle
メインコンポーネント SRAM RIVAL 1
重量 8.9kg(525mm)
サイズ 500(S),525(M),545(ML)mm
価格 290,000円(税抜)

TCX SLR 2

SLRテクノロジーによる軽量かつ高剛性のALUXX SLR-Gradeアルミフレームを使用。上位モデルにも使われているD-FUSEカーボンピラーが優れた快適性を約束してくれます。

2018モデルにはCONDUCTディスクブレーキが採用されました。これは、通常のワイヤーブレーキを油圧ブレーキに変換するジャイアント独自の技術。バイクコントロールがより的確に行えるようになります。また、メインコンポは105なので、レースへのエントリーも可能です。

フレーム ALUXX SLR-Grade Aluminum OLD142mm,
D-Fuse Composite Seat Pillar
フォーク Advanced-Grade Composite,
Aluminum OverDrive Column 12mm Axle
メインコンポーネント SHIMANO 105
重量 9.8kg(475mm)
サイズ 475(XS),500(S),525(M)mm
価格 170,000円(税抜)

まとめ

今回はフレームのアップデートが行われませんでしたが、それだけ現行モデルの完成度が高いと言えるのかもしれません。TCXを購入する際には、アッセンブルされたコンポーネントやパーツ、カラーリングや価格をよく比較検討して、自分に合った一台を選んでください。