ORBEAとは

1840年、スペインのバスク地方でオルベア兄弟がライフルや拳銃の製造会社として創業したのがORBEA(オルベア)の始まりである。しかし、第一次世界大戦終結に伴い武器の需要は急激に減少、ORBEAは生き残りをかけ、それまで培ってきた熟練の技術を新しい分野で活かすべく自転車の製造を開始した。

1930年代に入ると、スペイン人選手、Mariano Cañardo(マリアーノ・カニャルド)の活躍によりORBEAは自転車メーカーとして一躍有名になった。現在では高級ロードバイクから子供用の自転車まで幅広く製造するスペイン最大手の自転車メーカーである。

ORBEAの拠点であるバスク地方はピレネー山脈の麓にあり、有名な選手を多数輩出してきた。ORBEAが機材を提供していたUCIプロチームの中には、基本的にバスク地方出身者のみで構成されたエウスカルテル・エウスカディ(Euskaltel-Euskadi)があった。このような背景もあり、ORBEAのロードバイクは、バスク地方にあるような上り坂でこそ真の力を発揮するとも言われる。

機材提供チーム

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Cofidis(コフィディス)
ORBEAのラインナップ