輪行時の注意点とマナー
縦型でも横型でも輪行袋にロードバイクを収納して電車に持ち込む場合、いくつかの注意点とマナーがあります。
混雑する駅はできるだけ避ける
まず、乗る駅です。もちろん最寄りの駅が一番便利なのですが、最寄り駅が乗客で混雑するような大きな駅の場合はその近く(前後)の比較的空いた駅で乗ることをオススメします。
混雑時、大きな荷物は他の乗客に迷惑になるというのが一番の理由です。
どうしても利用客の多い駅で乗車する場合には、持ち運んでいるときに他の人にぶつけてしまう危険性もあるので、人の流れが止んでから移動することをおすすめします。
乗る車輌、時間帯にも気をつける
次に乗る車輌ですが、先頭または最後尾の運転台の後ろのスペースを利用しましょう。
もし特急車輌や新幹線の場合は、デッキスペースやデッキスペースの荷物置きスペース、車両最後尾のシートうしろのスペース(座席指定をした上で)を利用するようにしましょう。
できるだけ端に寄せ「通路を塞がない」、「他の乗客の足元にぶつからない」ことを心がけましょう。また、乗車する時間帯にも注意が必要です。
平日の朝夕など事前に混雑が予想される時間帯は避けるべきです。
また、輪行するためにはロードバイクを分解して収める必要があり、駅についたら組み立てないとロードバイクに乗ることはできません。
多くの場合、駅や駅の近辺で分解と組み立てをすることになるわけですが、そもそも駅とは人通りの多い施設です。利用客の邪魔にならないように作業する配慮も必要です。
できるだけ駅構内や通路は避け、近隣の公園や広場、駅前のロータリーの端などで作業をしましょう。