2024年12月1日に開催された『GRAND CYCLE TOKYO』。ブース出展とともに会場に潜入した編集部が当日の様子をレポートする。
『GRAND CYCLE TOKYO』とは?
環境にやさしく、健康にも良い自転車をさらに身近なものとするべく、東京エリアで実施される自転車総合イベント。
2024年12月1日には、封鎖されたレインボーブリッジなどで自転車に乗れる「レインボーライド」や、キックバイクやボルタリングが体験できる「マルチスポーツ」のほか、大学生によるロードレース(クリテリウム)も実施された。
なお、2025年7月13日には『GRAND CYCLE TOKYO』の一環として、UCI公認ロードレース「THE ROAD RACE TOKYO TAMA 2025」の実施も決定している。
レインボーブリッジ封鎖できました
東京湾に架けられた2大ブリッジである、「レインボーブリッジ」と「東京ゲートブリッジ」。普段は自転車での走行が禁止されているこの2つの橋を特別に封鎖し、自転車ライドを楽しめるのが「レインボーライド」。
約6,000人のサイクリストが、快晴の下でライドを楽しんだ。
2020年に開通したばかりの「東京湾海の森トンネル」もレインボーライドのコースとなっており、参加したサイクリストたちは開放的な橋の上から海底まで、普段走ることのできない”東京湾ライド”を楽しんだ。
世界チャンピオンも参戦
『GRAND CYCLE TOKYO』には日本自転車競技のアスリートたちもゲスト参戦。『パリ2024パラリンピック』金メダリストの杉浦佳子や、『2024世界選手権トラック』金メダリストの山﨑賢人もレインボーライドを、参加者と一緒に楽しんだ。
イベントも盛りだくさん
レインボーライドに加え、お台場エリアでは様々なイベントが実施された『GRAND CYCLE TOKYO』。
当日は入場フリーで実施され、ライド参加者以外にもたくさんの来場者が会場を埋め尽くした。
キックバイクやパラサイクリングの自転車に乗れる体験型イベントのほか、フードカーや自転車関連用品の出店、さらにはトークショーも実施と盛りだくさん。
37年ぶりに男子ケイリンで世界一に輝いた山﨑賢人もトークショーに登場し、アルカンシェルと金メダルを披露。
ステージ前には多くの来場者が集まり、トラック競技に馴染みのなかったサイクリングファンにも「世界一」の快挙を改めて報告した。
More CADENCEブースも出展
お台場エリアにはMore CADENCEブースも出展。
「自転車とオートレースの補助事業」に関するアンケートなどへの参加で無料グッズが貰えるガチャチャレンジを実施。
サコッシュやキーホルダーなど、日本代表の新型トラックバイク「V-IZU」のイラストグッズがプレゼントされ、会場でそのまま身につけている来場者も多く目撃できた。
「人類アフロ化計画」始動
More CADENCEブースには、世界チャンピオンの山﨑賢人も登場し、来場者とのジャンケン大会や写真撮影を楽しんだ。
当日はアフロのかつらが大量に用意され、山﨑賢人と一緒に“アフロショット”を楽しむ来場者も大量発生。
アフロショットが撮影できる「顔はめパネル」も設置され、本人不在時でもアフロの需要が絶えることはなかった。
その他、自転車イベントならではの特別パネルも登場。
山﨑賢人とベロドロームのフィニッシュラインで記念撮影ができる特別パネルが設置され、自身の愛車にまたがって撮影する来場者の姿もあった。
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