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同日に実施された3種目について、結果をまとめてお届けする。
女子B 1000mTT
Bは視覚障害のクラス。前に健常の選手、後ろに視覚障害の選手が乗る2人乗り自転車(タンデム自転車)を使用する。
この種目には10ペアが出場。ラリサ・クラーセンとパイロット(前に乗る健常の選手)のイムケ・ブロマー(オランダ)がパラリンピックレコードを更新して金メダルを獲得した。なお、このペアは2019年パラサイクリング世界選手権の同種目で銀メダルを獲得している。
また2位、4位、5位はイギリス。イギリスチームの層の厚さが見て取れる結果でもあった。
参考:TeamNL
男子C1 3000mパシュート
Cクラス(四肢の切断、四肢の麻痺などの障害)のうち、もっとも障害の程度が重い選手たちが出場。予選では全10選手のうち、上位5人の選手が世界記録を塗り替えた。
決勝ではミハイル・アスタショフ(RPC:ロシアパラリンピック委員会)が追い抜きに成功し優勝。世界記録更新、パラリンピックレコード更新、そして金メダル獲得となった。
男子C4-5 1000mタイムトライアル
Cクラス(四肢の切断、四肢の麻痺などの障害)のうち、障害の程度が1番軽い5と、2番目に軽い4の選手らが出場する。全21選手が出走した。
優勝はアルフォンソ・カベリョ リャマス(スペイン、C5)、1:01.557で世界記録を更新した。銀メダルのジョディ・カンディ(イギリス、C4)は1:02.529でパラリンピックレコードを更新。
3位〜6位は1分5秒台で、上位2人が抜きん出た形となった。