2023年10月23日から開催されている『第4回アジアパラ競技大会』(中国・杭州)自転車種目。10月25日には各クラスの男子パシュートが行われ、日本から出場した川本翔大・藤田征樹がそれぞれのクラスで金メダルを獲得した。

男子個人パシュート(C2)

距離3000mで競われる男子個人パシュート。2選手が同時にスタートし、相手にタイムで勝るか、途中で相手を追い越せば勝ちとなる。

C2クラスに出場した川本は予選をトップタイムで通過。1-2位決定戦でもスピードの違いを見せ、レース中盤の6周目で相手を追い抜き優勝となった。

順位 選手名 チーム タイム
1位 川本翔大 日本 追い抜き成功
2位 MIRZOYAROV Golibbek ウズベキスタン

川本翔大コメント

予選は自己ベストを目標にしていました。しかしあまりコンディションが良くなく、今出せる力を出し切って走ったのですが、良いタイムが出ませんでした。

決勝は気持ちを切り替えて、しっかり勝つことだけを意識して走って、それが金メダルにつながって良かったと思います。

明日からのロードは、タイムトライアルは少し難しい戦いになると思いますが、ロードレースはチャンスがあると思いますので、しっかりやっていきたいと思います。

男子個人パシュート(C3)

予選では大会記録を更新して、トップタイム通過した藤田。1-2 位決定戦でも周回ごとに徐々に相手とのタイム差を広げて完勝となった。

順位 選手名 チーム タイム
1位 藤田征樹 日本 3:44.627
2位 AMIZAZAHAN Muhammad Adi Raimie マレーシア 3:52.541

藤田征樹コメント

金メダルを獲れてホッとしています、一番良い色のメダルと獲るという自分の役割を果たせて良かったです。

チームスタッフやここまで支えてくれた人たち、この会場で私たちの競技を支えて頂いている人たち全てに感謝したいと思います。

明日からはロード種目。自分としてはロードレースが一生懸命やってきた種目ですので、それに向けてしっかり頑張りたいと思います。

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