フランス短距離代表内定選手が発表
2021年5月27日、フランス自転車競技連盟は東京オリンピック自転車競技のトラック短距離代表内定選手を発表。
日本のガールズケイリンにへの参加経歴もあるマチルド・グロを筆頭に、男子3人女子1人の計4人が発表された。平均年齢21.7歳と年齢だけで見ると他国と比べても若手だが、既に国際大会での経験が豊富なメンバーたちだ。
若手4人の挑戦
男子からはライアン・エラル、セバスチャン・ビジエ、フロリアン・グレンボが選出。
UCIトラックワールドカップのケイリンで金メダルを獲得した過去を持つセバスチャン・ビジエ、そしてワールドカップのチームスプリント銅メダル獲得の経歴を持つライアン・エラル。
![Final / Men's Keirin / TISSOT UCI TRACK CYCLING WORLD CUP II, Glasgow, Great Britain, Sébastien VIGIER セバスチャン・ビジエ](https://i0.wp.com/morecadence.jp/wp-content/uploads/2019/11/8212.jpg?resize=1960%2C1306&ssl=1)
最年少のグレンボは、2019-2020ワールドカップ第6戦のチームスプリントにて、初出場ながら金メダルを獲得。エリートカテゴリーでの実戦経験は少ないものの、パリオリンピックを見据えた成長に期待。
女子ではマチルド・グロが唯一の代表に。
![Women's Sprint Final / 2019 Track Cycling World Championships Pruszków, Poland](https://i0.wp.com/morecadence.jp/wp-content/uploads/2019/03/1509.jpg?resize=1960%2C1306&ssl=1)
ジュニア時代より国内・ヨーロッパではほぼ敵無し。過去には世界選手権のスプリントで銅メダル獲得のほか、2018・19年には短期登録制度で来日するなど、フランスを代表する女子スプリンターとして活躍。
今年1月には東京オリンピック延期の影響によって往年のエース、グレゴリー・ボジェが引退を発表している。3年後に控える自国開催・パリオリンピックに向けてこの若手メンバーたちがどう活躍していくかにも注目だ。
フランス競技連盟からの推薦後、オリンピック選考委員会の承認を経て正式に代表選手となる予定だ。なお、トラック中・長距離代表内定選手はまだ正式には発表されていない。
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