UCI理事会による決定

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UECによる主張

UCIによる本リリースには、UCI理事会(2023年2月2日〜3日)に参加していたUECによる主張も紹介されていた。

UECはウクライナ・ロシア・ベラルーシを含め51の国内自転車競技連盟が加盟している大陸自転車競技連合だ。

UEC会長は当理事会にて、オリンピック憲章やオリンピック・ムーブメントが認められていても、多くの国ではその政府や世論がウクライナへの戦争行為に対し敵対的な姿勢を示しており、そうした地域では一定の制限を設けざるを得ないことを懸念点として言及。

このような背景も踏まえ、IOCにヨーロッパ各国政府との協働を要請。その上で各国自転車競技連盟や各大会の主催者・選手たちが、ロシア・ベラルーシ選手たちとの大会に参加、もしくはそうした大会を主催する際に、苦境に立たせられることのないように働きかけてほしい旨を呼びかけた。

UEC会長は「ロシア・ベラルーシ選手の大会参加に関する今後の決定が、ヨーロッパ諸国の分断を引き起こすものであってはならない」と述べている。

参照:UCIリリース(2023年2月3日)