2022年5月1日から15日にかけて、ブラジルのカシアス・ド・スルにて開催された『第24回夏季デフリンピック競技大会』。新型コロナウイルスの影響で当初の予定から延期されたこの大会では、自転車競技も実施。日本からの出場選手が4つのメダルを獲得した。

デフリンピックとは?

「デフリンピック(Deaflympics)」とは、聴覚に障害を持つ人の参加する大会。厳密にいうと「補聴器または人工内耳を外した状態で、聞こえが良い方の耳における聴力損失の平均が55デシベル以上の聴覚障害者」であることが出場の条件である。

国際ろう者スポーツ委員会は一時は国際パラリンピック委員会に参加していたが、デフリンピックの独創性を追求するために、1995年に組織を離れている。

全日本ろうあ連盟スポーツ委員会「デフリンピックの概要」
デフスポータル「デフリンピック出場条件」

第24回夏季デフリンピック競技大会ブラジル2021 基本情報

2022年5月1日〜5月15日
カシアス・ド・スル市
参加約100カ国4000人
日本選手団149人(選手95人)

自転車競技概要

日本選手団自転車競技チーム6人(選手5人・スタッフ1人)
川野健太選手・早瀨憲太郎選手・箭内秀平選手・簑原由加利選手・早瀨久美選手
自転車競技参加62人24カ国

ロード競技4種目(スプリント・タイムトライアル・ロードレース・ポイントレース)
マウンテン競技1種目(XCO)

5月2日 1000m Match Sprint スプリント
5月4日 Individual Time Trail タイムトライアル
5月6日 Road Race ロードレース
5月8日 Point Race ポイントレース
5月10日 MTB – XCO クロスカントリーオリンピック

蓑原由加利が3種目でメダル獲得

1/2 Page