日時 令和元年8月26日ー9月1日
会場 カナダ ケベック州 モンサンタン
【男子ジュニア DHI予選】決勝のことも考え無理せず
快晴の朝であったが、DHI男子ジュニア予選が始まる前から予報通り雨が降り出した。初参加の秋元拓海と共にゴンドラで山頂に行ったときには濃霧となり視界は10mほど。日曜の決勝も考えて無理をしないようにと話をしてスタート。滑りやすい路面でもあったが無事に走り切り33位。
【男子エリート DHI予選】怪我を物ともせず予選通過
男子エリートもマディな状況は変わらない中、朝の試走でコースチェックをしてからスタート。試走の落車による怪我も少なからずある状況ではあったが、WCとW杯合わせて2年ぶりの予選通過を果たした。九島勇気62位、井本はじめ66位となり共に日曜日の決勝に繋がるレースとなった。
【男子U23 XCO】全員がパンクに見舞われる
午後はXCO 男子U23がSL+6周で行われた。昼頃から雨も上がり風も空気も乾燥してきていたが、森の中はツルツルの状況は変わらず、スタートの重要性がより高まった。竹内遼、平林安里はほぼ4列目右側、村上功太郎は最後尾からのスタート。
平林は右ラインの大外から前に上がり32位で本周回へ。40位ほどまでは集団で続いており、ワンミスが命取りであるが、ワンチャンスで一気に上がれるチャンスでもある。いい流れの集団ではあったが、2周目後半でリヤタイヤを岩にヒットしスローパンク。ピットでの交換を強いられた。3周目前半では追い上げたもののペースを上げられず、逆に失速してしまい55位となった。
竹内はスタート後にいいポジションにつけていたが、1周目で失速してしまう。2周目に入ると安定したペースを取り戻し集団で走行。SLから徐々に追い上げ始めラップタイムも右肩上がりではあったが、59位の80%ルールでレースを終えた。
村上は最後尾スタートでハンディのある中粘りに粘ってレースを続けた。今日のテーマである集団走行はちゃんと出来ていたが、最初の渋滞で時間を使いすぎてしまい、その差を埋められないまま53位で終えた。
難しいコンディションであり各自1回づつパンクもしてしまったが、それらもすべて実力であるのは事実。各自どのようにしていくか、日本と海外のコースの違い、環境の違いを踏まえてこれからの活動の糧にしていきたい。
明日(8月31日)の予定
10:00~ XCO 女子U23 松本璃奈
14:45~ XCO 男子エリート 山本幸平
TEXT:JCF
(JCF強化スタッフ 鈴木雷太)